Remi Leroy Extra Brut NV(b21)

レミ・ルロワ 
エクストラ・ブリュット(2021年ベース)


【作り手について】
シャンパーニュ地方の南部、シャブリに近いコート・デ・バールの若手生産者。
トータル9 ha を所有し、父の代からネゴシアンにブドウを販売してきました。
レミが「畑の男」と評する父は、休日も畑に出て生き生きとした姿で土やブドウの樹に接しており、子供のころからそんな父の背中を追ってブドウ栽培の手伝いをしていました。
そしてアヴィ―ズのブドウ栽培学校に通った後、父の範疇ではなかった醸造にも興味を持ちはじめ、ボルドー大学で醸造科のディプロムを2006年に取得しました。
ルイ・ロデレールとヴエット・エ・ソルベで修業した後、2008年に父の元に戻り、2009年から自身のシャンパーニュ造りを始めました。
現在はネゴシアンにブドウを販売しながら、一部の区画だけ(2014年は約3 ha 分)で自身のキュヴェを仕込んでいます。
今後納得のいく収穫が得られるごとに、徐々にその割合を増やしていく予定で、単一区画、単一収穫年のキュヴェを造るべく準備中です。
特に台地に位置する「メール・シュール・モン(山の上の海)」という名の区画は、まさに小山が海のように連なる場所で、日差しを存分に受け、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネのほか、ピノ・ブランも混植されています。

【ワインについて】
仄かにピンクがかった中程度の黄色。
軽く火を通したりんごや洋梨のコンポート、りんごの蜜、新鮮なりんごや柑橘など、やや充実感のある芳醇な印象とフレッシュ感のある果実の香りが溶け込みます。
加えて、白い花の華やかさ、ナッツやアーモンドの皮、火打石などの芳ばしさ、乳酸的なまろやかな様子が感じられます。
繊細な泡が円みのある果実味をふっくらと口中に膨らませ、溌剌とした小気味良い酸と共に伸びやかに喉へと誘います。
アフターにかけて蜂蜜なナッツを想わせるコク深い風味、僅かな塩味が抑揚や奥行きを与え、フルーティーな果実味とほどよくリッチな深みが調和する味わいが続きます。


フランス/シャンパーニュ
ピノ・ノワール70%、シャルドネ20%、ピノ・ムニエ10%
販売価格 7,780円(税込8,558円)
在庫数
SOLD OUT

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