Mas Bertran Reserva Balma '17

マス・ベルトラン 
レゼルヴァ バルマ


【作り手について】
エヴァ・ヴェンチュラは、ヴィラフランカで3代にわたって続くブドウ栽培農家の家系で育った。
1997年にバルセロナ大学の化学科を卒業し、1999年にバルセロナで水質検査や廃棄物汚染物質の検査などを行う研究所に従事した。
その後2000年から2006年初めまで、ペネデスにある洗浄液やエンジンオイルなど車の化学製品を扱うIADAという会社で6年間品質検査の仕事に携わった。
同時に2004年、トーレス社で働く兄のサンティと一緒に、当時トーレス社に毎年ブドウを売っていた父の畑を譲り受け、正式にマス・ベルトランを立ち上げる。
エヴァは主にワインの分析、書類関係、セールス、そしてサンティはブドウの栽培と醸造を担当した。
立ち上げ当初、エヴァもサンティもまだ二足の草鞋を履いていたが、2005年にサンティがトーレスを辞め、そして2006年にエヴァがIADAを退職しドメーヌ一本に絞る。
この頃に兄からブドウの栽培から醸造まで全て学ぶ。
2011年新しいカーヴを設立。従業員も4人に増えた。
2015年の秋に兄のサンティがドメーヌを離れ、エヴァが兄の仕事を引き継ぎ現在に至る。

【ワインににて】
クラシック・ペネデスの瓶熟15 ヶ月の規定を軽く超え、スペインの泡の中で最も厳しい Cava de Paraje Calificado(カヴァ・デ・パラヘ・カリフィカード)の定める最低瓶内澱熟成36ヶ月の2倍以上寝かせてからリリースするバルマ。
2017年はブドウが早熟で、太陽と収量に恵まれた当たり年だった。
品種のアッサンブラージュも、今回は収量が取れている分骨格と味わいに深みを与えるチャレッロの比率が多い。
出来上がったワインは、6 年半の熟成によりガス圧が5気圧とは思えないくらい泡がきれいに溶け込んでいる。
また、線の細い酸、熟成から来る複雑な旨味とのハーモニーが心地よく、余韻に塩気のあるミネラルが長く残る。
エヴァ曰く、2017年は前年の2016年と比べるとフルーティーで、長期瓶熟成による複雑味はあるが飲みやすく、まさに今が飲み頃とのこと。

なお、バルマは近年アメリカでの人気と需要増が影響し、長期熟成のストックがことごとく買い漁られてしまった…
そのため、次回のリリースは2021年ヴィンテージとなる予定。
長期瓶熟成の最後のヴィンテージとなるバルマ2017年!
こんなコストパフォーマンスの高いクラシック・ペネデスはもう二度と出てこないかもしれない⁉


スペイン/ペネデス
チャレッロ55%、マカベオ40%、パレリャーダ5%
販売価格 4,200円(税込4,620円)
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