【お一人様1本まで】DM. des Pentacrines Sur Le seuil '22

ドメーヌ・デ・パンタクリンヌ 
シュール・ル・スイユ


【作り手について】
ドメーヌ・デ・パンタクリンヌは、クラリス・ヌニェスとジャン=マリー・グランヴォーの若いカップルによる、2022年に設立したドメーヌです。
ジャン=マリーは、ジュラ地方のワイン農家の家系生まれでドメーヌ近くのル・ヴェルノワ生まれ、ボーヌでブドウ栽培と醸造学のBTSA(醸造栽培上級技術者の国家資格)を取得。
ボジョレーのドメーヌ・デスクロワやマコネのジル・ボティでの経験を経て、カナダの有名ワイナリーでも働き、ジュヴレ・シャンベルタンのトップ生産者の一人、ジャン・ルイ・トラペ(ビオディナミ実践者でルロワやシャプティエなどが加盟するビオディナミ実践グループ 「ビオディヴァン」)で6年間従事、彼の右腕としてブドウ畑とカーヴを管理しました。
クラリスは農業工学の学位を取得後、ブドウ栽培、野菜栽培、果樹栽培などさまざまな農業分野で季節労働者として働き、その後、ワイナリーの管理においても経験を積みました。

そんな二人がジュラに戻ることを決めたのは2022年、シャトー=シャロンから南へ車で10分ほどにある
パネシエールにある自宅近くの3ヘクタールのブドウ畑(主にシャルドネ)。
ほかサヴァニャン、プールサール、ピノ・ノワール、トゥルソーを引き継ぎました。
2023年には隣人の引退に伴い、更に2ヘクタール増え、現在は総面積5ヘクタールに拡大。
畑はリアス期のマルヌ・イリゼなどの古い土壌であり、ワインに素晴らしいミネラル感を与えています。
ナチュラルワインを造る仕事は、何よりもまず天候や変化する気候、土壌の生命を考慮しながらブドウ畑で働き、健康なブドウを収穫することが何より大切、と彼らは言います。
健康なブドウであればあるほど発酵は順調に進み、テロワールとその年を反映したワイン造りができるから、と。
自身の仕事の結果を年ごとのワインから発見することが何よりの喜びであると言います。
ドメーヌ名は、リアス期の畑から見つかる星形のウミユリ科の古代植物の化石から。
生物多様性を考慮し、風景を形作りたいというジャン=マリーとクラリスのスタートにどうぞご期待ください!

【ワインについて】
テロワールの純粋な表現を追求したキュヴェです。
La Cote(ラ・コート)という区画は粘土石灰質の土壌で、緊張感のあるワインを生み出すことで知られています。
このテロワールが持つ個性を最大限に引き出すために、最小限の介入で醸造しました。
その結果、ミネラル感と緊張感が際立つ、テロワールの真のエッセンスを感じられるワインが誕生しました。
「seuil」とは家の敷居の意味。
彼らは家の改修工事を進めており「敷居」はその象徴です。
また本キュヴェは初めに造られたワインでもあります。
プロフェッショナルとしてのワイン造りの旅の始まりに立つ、彼らの挑戦の出発点を記念するキュヴェ名です。

淡い黄色。
白い花、リンゴや洋ナシなどの果実の香りと仄かなスモーク香。
熟した果実の味わいとアカシアハチミツが調和し、土壌由来による綺麗なミネラルが支え、長い余韻に続きます。
熟成のポテンシャルも十分に感じられます。


フランス/ジュラ
シャルドネ
販売価格 7,000円(税込7,700円)
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