Matassa Tattouine '21

マタッサ
タトゥーイン


【作り手について】
マタッサとはカタルーニャ語で「森」を意味する古語。
ピレネーの偉大なる自然に周囲を覆われたルーションのカルスに誕生した野心的プロジェクトがその発端となっています。
ワインメーカーであるトム・ルッブは南アフリカ育ちのニュージーランド人。
ワイン作りへの情熱に目覚めた彼が人生で劇的な出会いを果たした場所こそがカルスだったのです。
若き日のトムが3ヶ月の見習いとして職を得たのは当時代表銘柄「ムンタダ」で世界的スターワイナリーへと躍進していたドメーヌ・ゴービィ。
当主ジェラール・ゴービィの寵愛を受けたトムはその後3年に渡りビンテージに参加する事なるのですが、最終的には醸造責任者のポジションに昇りつめます。
更には人生最大のトロフィと言える、ジェラールの娘ナタリーと恋に落ち結婚する事になったのです。
名実共にルーション最高のスーパースターワインメーカーとなったトムですが、大きな後ろ盾に頼る事無くゼロからの挑戦を決意します。
それこそがマタッサなのです。
トムとナタリーが夫婦二人三脚で創造するワインの姿はより ストイツクでありつジェネラスで鮮明な輪郭を持つようになっています。
カタルー二ヤの至宝マタッサが見ぜる進化の可能性は、限界とは縁遠いものなのです。

【ワインについて】
元々はチュニジア移民がオリーブの樹とブドウを植えた農園だった混植のゴブレ達は全て100年を超える高樹齢。
荒廃した放棄農地である、この畑を見てTomの頭に浮かんだのは映画STAR WARSに出て来た惑星Tattooine【タトゥーイン】を名前の由来としています。
ボサボサに伸びまくったガリーグに囲まれた畑のイメージ通り、このワインはMatassaで最もワイルドな味わいを感じさせてくれるワインとなっています。
プラムやワイルドベリーの味わいにタイムとローズマリーのニュアンス。
ブラックペッパー的な野性味もあります。此方もマセラシオンが短く、薄く淡い仕上がり。
Matassaが作る赤はどれも色調が優しく、癒し系の外見と、その中に潜むワイルドな個性を各キュヴェがコントラストをはっきりと表現する様になりました。


フランス/ルーション
グルナッシュ・グリ90%、グルナッシュ・ノワール10%
販売価格 7,000円(税込7,700円)
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