La Grande Colline Le Canon Rouge '20

ラ・グランド・コリーヌ 
ル・カノン ルージュ


【作り手について】
大岡弘武(おおおかひろたけ)さんは、明治大学理工学部を卒業後フランスへ渡り、ボルドー大学醸造学部でワイン全般を学んだ後にローヌ最大手GUIGAL社のジャンルイ・グリッパが所有していたサンジョセフの区画における栽培責任者を務めました。
その後、北ローヌ地方を代表する自然派ワインの生産者で最高のコルナスを造ることで知られるティエリー・アルマンに師事、最後は栽培長を任されるまでになりました。
師アルマンとの出会いは、大岡さんが後にワイン造りを始めるにあたって決定的と言えるもので、ブドウ栽培から醸造に至るまでのほとんど全てにおいて影響を受けたようです。
醸造での人的関与を必要最低限に留める自然なワイン造りを実践するために最も大切なことは良いブドウを育てることに尽きるのですが、花崗岩に覆われた急斜面で夏は極めて暑く冬が寒いコルナスにおいては、畑仕事に費やす労力はいっそう厳しいものになります。
大岡さんは、アルマンの下で働くことにより栽培や醸造に関する考え方だけではなく、厳しい労働に耐える強靭な精神力も身につけたと言えます。
自分の本拠地を北ローヌと決めた理由について、畑における労働が最も厳しい土地であったから、と語っていたことが印象的です。
現在大岡さんがフランスで所有する畑は、2006年より自ら開墾した始めた極めて急峻なコルナスの畑です。
大岡さんの師であるティエリー・アルマン氏の畑より標高が高い場所に位置しており、ローヌ川が眼下に広がる森に囲まれた日当たりの良い場所に位置しており、2011年がファーストヴィンテージとなります。
「少量でも構わないから良いブドウだけを育てたい」、大岡さんの畑仕事における考えです。
醸造においては、その土地に育つブドウが醸し出す、純粋かつ繊細な果実味を楽しんでいただくことを目的として
野生酵母による自然な発酵とビン詰めに至るまでの全ての過程において酸化防止剤を使用しないことが特徴です。
そのため、単に収量が少ないだけではなく、収穫されたブドウを更に選別して傷んでいない果実だけを使った醸造を心がけています。
大岡さんは2017年より日本に拠点を移し、フランス・ローヌ地方サンペレの醸造場に加え岡山醸造場を稼働させ
ワイン事業を通じた日本の農業、地方活性化に向けて、岡山で新たな取り組みを始めています。

【ワインについて】
2017年以降のル・カノンはミュエル・モンジェルモン氏が醸造しています。
サミュエルはラ・グランド・コリーヌの設立に関わった人物で、今でも共同経営者としてドメーヌの運営に参画しています。
ワイン関係の法律に詳しいだけでなく、シャトー・ヌフのとあるドメーヌにて醸造責任者を務めており、2017年以降ル・カノンはここで醸造されています。

やや深いガーネット色。
ドライいちじくやデーツ、プルーンなどのドライフルーツや黒糖、ブラックオリーブ、たまり醤油などを想わせるコク深さを感じさせる香りが感じられます。
口に含むと冷涼感のあるミディアムタッチで馴染みやすく、口中へ広がりゆく中で黒系果実のドライフルーツやいちじく煮を想わせる甘やかで深みのある風味に、紅茶のような華やかさやビターカカオなどの風味が重なり複雑性を帯びた印象が膨らみます。
それでいて、アフターはキレが良く充実感や奥行きを感じさせる余韻が長く残ります。
繊細な口当たりで、複雑性の感じられる雑味のない緻密な果実味を味わえる仕上がりです。


フランス/コート・デュ・ローヌ
シラー、グルナッシュ
販売価格 3,200円(税込3,520円)
在庫数
SOLD OUT

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