DM. Fond Cypres Le Cordieres des Andes '20
ドメーヌ・フォン・シプレ
ル・コルディエール・デ・サンド
【作り手について】
フォン・シプレの劇的な発展のきっかけ…それは偉大なるフレッデリック・コサールの醸造アドバイスだった。
フレッドから「レティシアはセンスがある!」と、かつてコラボワインを手掛けた時から一目置かれていた。
彼女自身も、当時から SO2 無添加の完成度の高いワインをつくりたいと思っていたが、なかなか思うようなワインがつくれず、いつも悪戦苦闘の連続だった。
SO2無添加ワインにチャレンジするに当たり、精神的な後ろ盾となっていたのがフレッドのワインだった。
父親の反対にもあい、自信喪失気味になっていた彼女を見るに見かねて、助け船を出したのがフレッドだった。
「ある時、フレッドと一緒に食事をして、彼が醸造のポイントを詳細に語ってくれた時に『これだ!』と直感した!」と彼女は言う。
「たとえば、樽の扱いひとつをとっても、我々とフレッドの感覚は全く違う。彼は、樽にワインを入れる直前に、その入れるワインを使って樽を一度リンスする。
こんな地味で面倒な作業は、ラングドックでは正直誰も行わない!」収穫時にブドウの pH に注目する点や、赤ワインでも適度なガスを残すこと等々、フレッドの醸造ディテールに対するこだわりは、彼女にとって全て目からうろこの落ちるような大きな発見だった。
2011 年ミレジムから醸造ノウハウを取り入れた彼女は、今までの鬱憤を晴らすかのように、SO2 無添加で完成度の高いワインをつくり上げることに成功する!
何よりもこのワインの激変に一番興奮しているのは、アドバイスを送ったフレッド本人だった!
彼曰く、「ちょっとしたアドバイスのつもりで彼女に醸造のコツを教えたが、まさかここまで素晴らしいワインをつくってくるとは想像していなかった!」とあらためて彼女のセンスに感服していた。
現在、「SO2 無添加のワインを如何にしてつくるか?」というレベルを卒業し、もう一段上の「SO2 無添加のワインで如何にテロワールを表現できるか?」というレベルを目指すレティシア。
今の彼女は自信と笑顔に満ちあふれている!
2010 年に会った頃の面影はもうない。
フレッドの助言から彼女の感性が大きく開花したラングドックのシンデレラワイン!
これからの活躍がとても楽しみだ。
【ワインについて】
前年までコルビエールのアペラシオン申請をしていたが、フォン・シプレの愛飲家にアペラシオンを気にする人がいないほとんどいないため、2020年から申請を止めて Vin de France にした。
同時に、VdF にするとコルビエールが名乗れないため、トンチを効かせたロドルフが Le Corbieres の「b」を「d」に変え Le Cordieres des Andes(アンデス山脈)と言葉遊びのようにコルビエールに掛け新たに名前付けした。
前回同様に、今回もマセラシオン終了後に、醸されたブドウをプレスする前のグルナッシュ、カリニャン、シラーのピュアなヴァン・ド・グートだけ 1200L分それぞれタンクから抜いてアッサンブラージュし、その後 40hL の木桶タンクで熟成を行った。
アタックの酒質はとてもエレガントでアルコール度数14%とは思えないしなやかさがある。
だが、その後から長熟を予感させる優しいタンニンの収斂味、しょっぱいくらいのミネラルが余韻をしっかりと引き締め、飲みごたえ豊かなワインの景色を見せる。
フランス/ラングドック
グルナッシュ、カリニャン、シラー各1/3
| 販売価格 |
5,000円(税込5,500円)
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| 在庫数 |
本 |