アンダース・フレデリック・スティーン
レッツ・ゴー・ディスコ


【作り手について】
これまで、Foxy Foxy Nature Wild Lifeのドメーヌ名としてご案内しておりましたが、2016年ヴィンテージよりアンダース・フレデリック・スティーン個人の名前でリリースすることになりました。
Foxy Foxy Nature Wild Lifeを立ち上げたジャンマルク・ブリニョとアンダース・フレデリック・スティーンは、2015年の醸造を最期にそれぞれが違う道を歩むことになりました。
目指すワインのスタイルや価格帯などが微妙に異なり、考えの差を埋めることが難しいとお互いが判断したためです。
ジャンマルクは安い価格帯で多くの方々にとって親しみ易いものから、コアなファンが求める個性的なハイエンドモデルまでをいくつか造ることを提案していたのに対して、アンダースの考えは中間の価格帯で多くの人から受け入れられる、使い易いスタイルのワインを主体とすることでした。
アンダースは、「ジャンマルクは良い友人であり、ワイン造りについて沢山のことを教えてくれた恩人でもある。彼に対しては感謝の念に堪えない。」と述べています。

【ワインについて】
基本的に、彼のワインは名前が長い。
そして意味が分からない。
「先入観なんて、持ってくださんな。それじゃぁ、ナチュラルワインは楽しめない」
そう言わんばかりのアンダース。
持っている黒ブドウ全入れのこのキュヴェ。
まぜこぜ系は、あまり美味しいことがないと、個人的には先入観を持っているのだけれども… 笑
何だか、彼のワインは、いつもスレスレなんだけれども、でも、不思議と美味しい。
2021.03.25 Ryo


フランス/コート・デュ・ローヌ
栽培している全ての黒葡萄のアッサンブラージュ