Adrien Dacquin Mammouth '22

アドリアン・ダカン 
マムット


【作り手について】
オーナーのアドリアン・ダカンは、祖父の代から続くブドウ栽培農家の家系で育った。
栽培農家とは言うが、当時の畑面積は1haと小さく、実際彼の祖父も父も当時は他の仕事を持ちながら兼業農家としてブドウをワイン農協に売っていた。
アドリアンは大学を卒業後、製図師として地図の製作会社に勤務する傍ら、週末や休日を利用し父親の畑仕事を手伝っていた。
2012年、彼が 30 歳を迎えた時に父親のジャケールを使って初めて個人消費用のワインを仕込み、それをきっかけにワインの世界にのめり込む。
2017年、父親が畑仕事の引退をほのめかしていた頃、アドリアンは剪定を学ぶ講習会で初めてジャン・イヴ・ペロンと出会った。
ジャン・イヴとその場で意気投合し、彼のワインづくりに感銘を受けたアドリアンは、父親を説得しブドウ販売をワイン農協からジャン・イヴに変え、それをきっかけに深い交流が始まった。
2018年、ジャン・イヴをきっかけにヴァンナチュールの世界を知った彼は、父親の引退を引き継ぐかたちで13年間働いた地図の会社を退職し、新たに 2.5ha の畑を取得して小さなドメーヌを立ち上げた。
彼は自分の性格を「生粋の Savoyard」(サヴォワイヤール:サヴォワで生まれ育った人)、つまり、物静かで人の意見には耳を傾けるが、一度「これだ!」と決めたことに関してはとても頑固と分析する。

【ワインについて】
個人的にマセラシオンの白が大好きなアドリアン。
「ロングマセラシオンを施し、極限までエキスを抽出したジャケールのポテンシャルを見てみたい!」という、彼の飽くなき好奇心から生まれたワインがこのマムット(マンモス)。
2022年は、早熟の年でブドウの熟しがまちまちだったが、房自体は傷ひとつなく健全だった。
アプルモンとオリジンのブドウの収穫を終えた後、まだ熟しの足りないブドウだけを残し、完熟し切るまで最大限に待ってから収穫。
ちなみに、同じジャケールで仕込んだオリジンとの収穫日の差は何と3週間。
醸造は、オリジンが全房で仕込んだのに対し、マムットは抽出を重視してブドウを除梗破砕してからマセラシオンを行なった。
マセラシオン期間は2ヶ月と、皮や種のエグミが出る直前のギリギリまで抽出をし、熟成は500Lの古樽を使用した。
出来上がったワインは、体に直に染み入るほど滑らかで、香りも味わいもまるで熟した桃の搾りたてジュースの様。
度数10.5%とアルコールの低い辛口で、後ろに若干危ういボラティルの酸はあるが、むしろその低いアルコールや酸がプラスの相乗効果となり得るくらいに酒質がまろやかでネクター感にあふれている。
本来は長期熟成向けにつくられたキュヴェだが、今飲んでも十分に美味しい。
ただ、残念ながらマムットは色々な巡りあわせで造れたこの年1回きりのスペシャルキュヴェで、アドリアン自身は今後つくる予定はないとのこと。


フランス/サヴォワ
ジャケール
販売価格 4,400円(税込4,840円)
在庫数
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