【沖縄県内発送限定】La Grande Colline Japon Le Canon Petillant Naturel '24

【沖縄県内発送限定】
ご注文者様およびお届け先様は、沖縄県内に限らせて頂きます
※その他、販売条件はありません


ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン 
ル・カノン ペティアン・ナチュレル


【作り手について】
〜2023.04.25 ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン 訪問〜
2002 年に南フランス、コート・デュ・ローヌで誕生したラ・グランド・コリーヌ。
大岡弘武さんはフランスでワイン作りを行ってきた日本人のパイオニアと言える存在です。
ワイナリー名は、グランド(=大)・コリーヌ(岡)より。
2016 年に帰国、岡山県岡山市北区富吉で誕生したのがラ・グランド・コリーヌ・ジャポンです。
今回念願叶い、訪問をさせて頂きました。
初めての岡山県、とても緑が濃く、植物の大きさ・力強さを感じました。
山間の農村を抜けた場所にワイナリーがあり、大岡さんが迎えてくださいました。
ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、ワイナリーは元米倉庫を改装したもの。
設備も「中古品などで、なるべ安く揃えたんだよ」と、大岡さんが冗談交じりに教えてくださいました。
ワイナリーを起こすというのは、皆様が想定されている以上の初期投資が掛かります。
またワインの為の葡萄樹も何万本と言う単位で植樹し、初めて実がなると言われるのがおおよそ 5年後。
故に、一見華やかに見えるかもしれませんが、凄くハードルの高い世界でもあるのです。
大岡さんはその中で、これまでの自身の経験を日本に持ち帰り 、これからの日本ワインのために、後輩たちの道標となれるように 、新しいモデルケースを目指している側面もあると語ってらっしゃいました。
ラ・グランド・コリーヌ・ジャポンの特徴の一つと言えるのが、日本にある古来品種によるワイン作り。
岡山県が発祥で、最大生産地のマスカット・オブ・アレキサンドリアによるペティアン。
ヤマブドウである、小公子による赤ワイン。
ワイナリーからほど近い畑に、歩いて移動。
「実はね、これは"謎”と呼ばれている葡萄なんだよ。
日本にはね、未だ皆が知らない品種もたくさんあるんです。」と。
「僕のワイン作りは自然と共にある。
頑張りすぎると、色々無理が出てきてしまう。それはとても大変。
家族との時間も無くなっちゃうしね、笑
味わい・価格の側面からは、どう頑張ってもフランスワインとは、肩を並べられませんよ。
今あるもので、無理なく、日本ならではの個性があるワイン作りを。
葡萄の味わいがそのまま表現できるワインを目指しています。」
柔らかな口調の中に、フランスと日本、双方の魅力を知る大岡さんの強い決意を感じました。
テイスティングさせて頂きながら、気がつけば 2 時間ほど大岡さんとお話しが弾み。
un deux trois の想い、取り組みも、うんうんと、楽しそうに聞いて頂き。
笑みを浮かべる大岡さんは何処までも自然体で、良い意味で力が抜けた、穏やかな人柄でした。
ナチュラルワインとは人が作るワイン。
当たり前になりがちだけど、今一度再確認させて頂く貴重な時間となりました。

【ワインについて】
昨年澱が多くて還元的だったので、今年は発酵を最後の方まで進めて、澱を少なめに、泡も控えめになっていますので早く開いてくると思います。


岡山県/岡山市
カベルネ・ソーヴィニオン80%(兵庫県神戸市産)、マスカット・オブ・アレキサンドリア20%(岡山県産)
販売価格 3,500円(税込3,850円)
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