Adrien Dacquin Mondeuse '19

アドリアン・ダカン 
モンドゥーズ


【作り手について】
オーナーのアドリアン・ダカンは、祖父の代から続くブドウ栽培農家の家系で育った。
栽培農家とは言うが、当時の畑面積は1haと小さく、実際彼の祖父も父も当時は他の仕事を持ちながら兼業農家としてブドウをワイン農協に売っていた。
アドリアンは大学を卒業後、製図師として地図の製作会社に勤務する傍ら、週末や休日を利用し父親の畑仕事を手伝っていた。
2012年、彼が 30 歳を迎えた時に父親のジャケールを使って初めて個人消費用のワインを仕込み、それをきっかけにワインの世界にのめり込む。
2017年、父親が畑仕事の引退をほのめかしていた頃、アドリアンは剪定を学ぶ講習会で初めてジャン・イヴ・ペロンと出会った。
ジャン・イヴとその場で意気投合し、彼のワインづくりに感銘を受けたアドリアンは、父親を説得しブドウ販売をワイン農協からジャン・イヴに変え、それをきっかけに深い交流が始まった。
2018年、ジャン・イヴをきっかけにヴァンナチュールの世界を知った彼は、父親の引退を引き継ぐかたちで13年間働いた地図の会社を退職し、新たに 2.5ha の畑を取得して小さなドメーヌを立ち上げた。
彼は自分の性格を「生粋の Savoyard」(サヴォワイヤール:サヴォワで生まれ育った人)、つまり、物静かで人の意見には耳を傾けるが、一度「これだ!」と決めたことに関してはとても頑固と分析する。

【ワインについて】
ダカンの公式初ヴィンテージとなるモンドゥーズ(その前は個人消費用として仕込んでいた)。
2019年は、ブドウが早熟で収量にも恵まれた当たり年だった。
また、この年はモンドゥーズ以外に現在のサヤのキュヴェに入るペルサン、ドゥースノワールの若木のブドウを一緒に収
穫し全て混ぜて仕込んでいる。
マセラシオン期間は16日と他のミレジムよりも短いが、当時はピジャージュなどしっかりと行っているため色の抽出が濃く、出来立ては少しタンニンが目立った。
タンニンがこなれるまでリリースは控えカーヴで約2年間瓶熟成させ、今回2021年と一緒にリリースするに至った。
出来上がったワインは上品かつスマートで、コクのあるみずみずしい果実味に溶け込んだ骨格のある酸と鉱物的なミネラル、滋味深いタンニンが長熟を予感させる。
細マッチョと言うのか、アルコール度数11%と酒質は優しいが、それを優に超える中身のしっかりとした飲みごたえの感じられるワインだ。


フランス/サヴォワ
モンドゥーズ85%、ペルサン、ドゥースノワール15%
販売価格 5,720円(税込6,292円)
在庫数
SOLD OUT

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