Jamsheed Apricity Sagrantino '21

ジャムシード
アプリシティ サグランティーノ


【作り手について】
ジャムシードはペルシャ神話に登場する伝説上の王であり、インド神話の閻魔に相当する人物です。
グラスを通して王国の全てを見渡す事が出来たと言われており、ワインが誕生する逸話に深く関わった事でも良く知られています。
オーナー兼ワインメーカーであるギャリー・ミルズは一昔前からオーストラリアワインに冠されるカンガルーやコカトゥー(オウム)と言った名前に辟易としており、国際的に通じる名前を自分のワインへ着ける事を昔から考えていました。
ギャリーの経歴は変化と起伏に富んでいます。
若き日に村田製作所の実業団に所属し、島根県に住んでいた彼は広島カープのプロテストを受ける程の逸材でしたが肩の故障により英会話の教師となりました。
オーストラリアへ帰国後、故郷マガレット・リヴァーでのビンテージ参加、ここから急転直下で彼のキャリアは変化していきます。
日本語堪能なギャリーを見込んで、カリフォルニア ナパにあるリッジからワイナリーでの仕事が舞い込んだのです。
5週間の滞在予定でリッジへと飛んだギャリー。
しかしリッジのポール・ドレイパーは彼の鋭敏な味覚と醸造センスを感じ取り様々な仕事をギャリーに課す事になりました。
結果として2年半リッジ・ヴィンヤードでワインメーカーとして研鑽を積み、果たして彼が愛するワインを自身の手で作るべくオーストラリアへと舞い戻ったわけです。
ギャリーのワインは彼が心から愛するブドウ品種シラーとリースリングを基本としています。
そのスタイルは繊細にして優美。
今やニューヨークタイムズ紙が、オーストラリア最良の生産者として特集する程に世界から注目される存在になりました。
ギャリー・ミルズはオーストラリアの次世代を担うバンディエラとして、その優しく澄み切った視線を未来を見据えています。

【ワインについて】
余り知られている事では無いのですが、Jamsheedはオーストラリアで最も早くからSagrantino種でワイン作りを始めた作り手であり、それは「文学的な響きのある名前が好き」というGaryの個人的嗜好から始まったトライアルでした。
メルボルン大学の文学部で学士を修めている彼ならではの思考です。
フルーツはChalmer'sのオーガニック。
ステンレスタンクでカルボニック マセラシオン、醸し後は全房発酵。
古樽で半年以上の熟成を経てボトリングされています。
非常にゲイミーで(これはジビエを指す英語ですね)、芳醇な香り。
ブレザオラを思わせる、肉々しくて野性味のある香りが非常に特徴的です。
媚びた果実味が無く、実にセイヴァリー。
それでいてタンニンがソフトで、喉に流し込んで楽しめます。


オーストラリア/南オーストラリア
サグランティーノ
販売価格 5,000円(税込5,500円)
在庫数
SOLD OUT

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