ジ・アザー・ライト　
ブライト・ヤング・ピンク


【作り手について】
初ビンテージは2012年。アレックス・シュルキンとガリト・シャ・チヤフの夫婦が切り盛りするファミリープロジェクトです。
例えば東西南北。例えば左右。
進むべき方向を決める時に意思疎通が上手くいかず、いつもお約束の様に”The other right!”（そっちじゃないよ！逆！！の意）と繰り返す自分達夫婦自身を面白おかしく冗談めかしたガリトお気に入りのフレーズがワイナリー名のインスピレーション。
同時に通り一遍のではなく型に嵌らないアルタナティヴな意味合いち持っているこの言葉は彼らが作るワインと彼ら自身のライフスタイルそのものなのです。
イスラエルのテルアヒブで性物理学士となり、アデレ一ド大学で醸造学と農学博士となった後にオーストラリア・ワイン・リサーチ・インスティチュートにてワイン分析官となったアレックスは自身の経験に基づき、ワイン作りにおいては只管怠け者となる道（何もしないアプローチ）を選びました。
ワイン分析官の仕事に就きながらアシスタントとして数年働いたワイナリ一、ヤウマから与えられたインパクトです。
数値による足枷や限界がワイン作りには当て嵌まらない事を知ったアレックス。
家族による後押しが彼の創造性に無限の勇気を与え、今やライバルとなったヤウマやルーシーマルコ一達と共に切確琢磨しながら未来を見据えているのです。

【ワインについて】
Adelaide Hillsに点在する複数のオーガニック・ヴィンヤードから収穫したフルーツです。
Bright Young Thing同様にMLFがスタートする前にプレス、ジュースをリスターターとしてボトルに投入、ボトル二次発酵。
サワーチェリー、梅、白桃、レモンゼストのアロマ。退色してピンクからピンクブラウンと変化した外観ですが、旨味が増してコンブチャの様な個性が生まれています。


オーストラリア/南オーストラリア
ピノ・ノワール、ピノ・グリ、シャルドネ