Cantina Giardino TU Vino Rosato '21

カンティーナ・ジャルディーノ 
トゥ ヴィーノ・ロザート


【作り手について】
異色中の異色な彼ら。なんとブドウ畑を全く持たずに、借りもせずに、買いブドウだけでワイナリーをスタート!
リーダーはアントニオ・デ・グルットラ。エノーロゴ(醸造家)として大手ワイナリーで働いていたアントニオは家族や友達のためのワインを買いブドウで自家醸造をしていました。
その量も半端ではなく、毎年2,000本程度は造っていたという話です。
様々な農家を訪ねていく中で、生産効率、収量などをあげるために樹齢の古いブドウ樹を抜いてしまい、新たに畑を仕立て直す農家が多いのを目の当たりにします。
農家としては収穫量で収入が決まりますから、一定の面積からできるだけ多くの量を収穫したいと考えるわけです。
加えて、畑を新しく仕立て直すのに助成金も出ます。
アントニオ達も彼らの気持ち、事情は十分に理解できるのです。
しかし、樹齢の高い樹からは樹齢の若い樹がどう頑張っても真似できない品質の、凝縮性の高いブドウが獲れる。
一度抜いてしまって、新しく作り直したブドウ畑が再び高樹齢と呼べるようになるまでには、当然のことながら何十年という時間が必要です。
そんな生きる文化遺産とも言える高樹齢ブドウ樹を、その重要性に気付いている俺たちが守らないでどうする!
守るためにはどうすることができるか?
それは農家から、高樹齢の樹から獲れるブドウを付加価値(重量でなく、品質にお金を払う)をつけて買うこと以外にない。
それをある程度意味ある活動にするためには、自家消費用程度を造っているようでは駄目で、商品として醸し、売り、ワインの品質(=ブドウの品質)を消費者に評価してもらい、農家を勇気づけ、彼らのモティベーションとなり
噂が伝播し、結果、より多くの農家を巻き込んでいかなければならない。
そんなアントニオを中心とし、同じく熱い想いをもったと5人の仲間が集まり、各々が投資しワイナリーが始まりました。

【ワインについて】
諸外国ではレストランやワインバーなどでグラスワインとして使われることが多かった、マグナムにボトリングされる彼らのヴィーノビアンコ&ロザート&ロッソ。
2020年は多くの国でロックダウンが実行され、レストランは休業、その分家飲み需要が増えると踏んだインポーターからの依頼で、一部のワインを750mlでボトリングすることにし、白をNA、ロゼをTU、赤をREと名付けます(3つ合わせてNATURE=ネイチャー!)。
NA TU REシリーズはセメントタンクで醗酵&熟成。


イタリア/カンパーニャ
アリアーニコ
販売価格 3,800円(税込4,180円)
在庫数
SOLD OUT

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