DM. le Briseau Mama Mouch '23

ドメーヌ・ル・ブリゾー
ママ・ムシ


【作り手について】
1998年よりワイン作りを開始したクリスチャン・ショサール。
当時は型破りと言われていましたが、唯一無二の圧倒的な味わいでナチュラルワイン創世記のトップランナーとも言える天才醸造家。
2012年、妻のナタリー・ゴビシェールがクリスチャンの魂を引き継ぎます。
一時期、より濃密な味わいを目指してガメイを使用していた時期もありましたが、今日のピノ・ドニスによるワインへ変わったのはナタリーのアドバイスから。
それ以来、淡く、華やかで、旨味を伴った、これぞナチュラルワインと言える、皆お馴染みのパタポンへ仕上がっていきました。

【ワインについて】
クリスチャンが亡くなる直前にモルティエの区画に植えたピノ・ドニスだけを使って仕込んだ新しいキュヴェ!
今までは天候に恵まれずほとんど収量が取れなかったので全てパタポンにアッサンブラージュされていた。
だが、樹齢 10 年を超えた今やっと収量が見込めるようになり、今回新しく仕込むに至った。
キュヴェ名は、元スイスの舞台女優だったナタリーが一番好きな17世紀の劇作家モリエールの劇作「町人貴族Le bourgeois gentilhomme」の話に出てくる似非トルコ王子 Mama Mouchi(ママ・ムシ)から取っている。
町人貴族とは、身分の低い男が貴族の娘と結婚するために、権威あるものが大好きな娘の親を騙してママ・ムシという架空の似非トルコ王子に扮する喜劇で、ナタリー曰く、ママ・ムシのピノドニスはパタポンよりも上のクラスのモルティエの区画だが、樹齢が 10 年前後と若いため、真のモルティエとは言えない。
「まだモルティエに成り切れていない un arriveste(若造・成り上がり者)」という感じが、劇作のトルコ王子ママ・ムシのキャラクターと重なり、このような名前を付けたそうだ。
エチケットのデザインは、劇に出てくる羊の毛皮のマントを羽織り、猫をいつもひざ元に置いて演じたママ・ムシから連想し、トルコの冠をかぶる羊とその上に猫ではなくネズミという組み合わせで、可愛らしいキャラクターに仕立てた。
ブリゾー赤のトップキュヴェ「モルティエ」の区画に植えられた若木のピノドニスから造られる「ママ・ムシ」。
石灰質とシレックスを多く含むモルティエ由来のチョーキーで洗練されたミネラル感を生かしつつ、よりカジュアルに仕上げているのがこのキュヴェの特徴で、パタポンとの違いは、若木でありながらもモルティエのテロワールが味わいに明瞭に表れているところにある。
2023年は、前年の太陽の年とは対照的に、ブドウが晩熟でロワールらしい冷涼感のあるチャーミングなワインに仕上がっている。
収穫は、腐敗果を入れないよう徹底的に選果にこだわった。
収穫したブドウは果皮が薄く潰れやすかったため、全房でスミマセラシオン・カルボニックを行ったものの、実際には仕込みの初期段階から果房がジュースに浸かる「アンフュージョン」のような状態となり、発酵もきわめて順調だった。
出来上がったワインは、果実味がジューシーかつ艶やかで、ピノドニス特有の上品なスパイシーさを備えたエレガントな味わいに仕上がっている。
樹齢14年の若木とは思えないほど、明るい果実の奥にモルティエらしい洗練されたチョーキーなミネラルが感じられ、その潜在力の高さが窺える。
今飲んでも十分に美味しいが、更なる熟成でタンニンがさらに溶け込めば、赤い果実のミネラルエキスがすっと五臓六腑に染み入るような高貴さをまとい、トップの畑の貫録をいっそう明確に示すワインへと昇華しそうだ。


フランス/ロワール
ピノ・ドニス
販売価格 4,000円(税込4,400円)
在庫数 残り12[本]です
購入数


メルマガ登録

Category

Calendar

2026年2月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
Top