Jakob Tennstedt Waldportier '20

ヤコブ・テンシュテット
ヴァルトポルティエ


【作り手について】
ドイツ南西・モーゼル地方で琥珀のような素晴らしいリースリングワインを2017年から造り始めた生産者です。
落ち着いた性格に低い声、そしてまるで心の中を読まれてしまうような青い瞳が印象的。ベルリン出身で、イタリアンの料理人でした。
そんな急斜面の険しい岩盤に、必死に根付こうとしているリースリングの樹々がいます。
樹齢は若くて60年。古いものはなんと120年です。
アメリカン・ルーツに接ぎ木されていない、自根のままの樹も多く植えられています。
粘土性がまったくなく崩れやすい、水捌け抜群のシスト土壌は、フィロキセラさえ苦手なのかもしれません。
そしてそれは人間も同様です。こんな急斜面によく樹を植えようとしたな、と思うほどです。
当然機械は全く入れないほどの斜度で、近所の大きな蔵元はヘリコプターで農薬を撒いているぐらいです。
昔からワインで栄えてたモーゼル地方ですが、今では管理が大変すぎるということで、急斜面の畑がどんどん放置されてしまっているそうです。
そんな険しいぶどう園を除草剤、殺虫剤、そして化学肥料を一切使わずに維持するのはどれだけの体力と気力が必要なのでしょうか。
ヤコブは、この足場の悪い斜面をいとも簡単に駆け抜けながら、手作業で一本一本の樹を大事に手入れしているのです。
「畑にいる時が一番好きなんだ。ここは生き生きとしていて、風景もテロワールも素晴らしいよ」
美しく過酷な環境の中でヤコブの愛情をたっぷりと注がれたリースリングの樹々は、まるで宝石のような小粒で凝縮したぶどうを実らせます。
添加物は一切不使用、少なくとも2年間樽熟成してから生まれるのは、なんとも味わい深くピュアなワイン。
まるで液状の琥珀のようなリースリングです。
そんな彼は今カウテンバッハ谷で、四方を森に囲まれた1.50Ha弱の超急斜面のぶどう園を一人で栽培しています。

【ワインについて】
ヤコブは畑で見かける動物や虫の名前でワイン名を決めている。
ヴァルトポルティエは直訳で「森の門番」の名を持つ蝶のこと。
急斜面の畑。一部、樹齢100年以上の自根のリースリングが植えられている。


ドイツ/モーゼル
リースリング
販売価格 17,000円(税込18,700円)
在庫数
SOLD OUT

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