DM. La Boheme CC '22 & '23

ドメーヌ・ラ・ボエム 
セーセー


【作り手について】
かつてのパトリック・ブージュは、ワインの世界はアマチュアで、休日にワイン・ショップや極たまにワイナリーの訪問をするくらいの関心しかなく、自らワインを作ることなど考えも及ばなかったそうだ。
その彼が人生を大きく方向転換するきっかけとなったのが、たまたまパトリックの当時付き合っていた彼女に紹介されたピエール・ボージェとの出会いで、以降、ピエール・ボージェのガイドの下、自然派ワインの世界にどっぷり足を埋めることとなる。
分からないことは、常にピエール・ボージェからアドバイスをもらいながら、6 年間は経験を積みつつ、表向きにはなりを潜めていた。
2003年に彼はワイナリーとして独立することを決意した後は、IBMでバイオの研究システムをつくる優秀なプログラマーだった地位を捨て、午前中だけ仕事をする契約社員に格下げするよう願いを出し、以降、1.5 haの畑を買い、教会の敷地内にある昔のカーヴを借りて 2004年に正式にドメーヌ・ラ・ボエムをスタートさせる。
2009年にワイナリー一本に絞り、代表的なロゼペティアンと質の高い赤白ワインを作る。
2013年からイタリア自然派ワインの仲介を行うクルヴィスと共同でネゴシアンを立ち上げる。

【ワインについて】
2022年のシュナンが10g/L糖を残したまま発酵がスタッグしてしまったため、急きょ2023年の発酵中のシャルドネに混ぜ完全発酵させたのがこのセー・セー。
アッサンブラージュの比率がシャルドネ 70%、シュナン30%とミレジム的には 2023年のシャルドネの比率が高いが、パトリックとしてはシュナンのキャラクターを強調したいということで、メインラベルの左上に小さく記載されているミレジムはL22と2022年にした。
さすがは醸造の魔術師パトリック。
シュナンとシャルドネのアッサンブラージュは予定外だったが、結果的にワインはシャルドネ単体の上を行く印象深い味わいにまとめ上げられた。
彼曰く、香りにあるミュスカのようなアロマとマセラシオンを施したようなタイトなミネラルはオーヴェルニュのシャルドネから来るもので、そこにシュナンの骨太な酸が骨格に加わりワインの味わいが一段上に昇華したとのこと。
確かに、香りにあるマスカットのようなアロマと、アルコール度数13%とは思えない清涼感とヴィヴィッドな酸、トーストしていない新樽で寝かせたような収斂味が心地よく、シャルドネ単体では出ないシュナンの複雑さもはっきりと感じる。
パトリックの醸造センスの高さが窺えるシンプルに美味しいワインだ!


フランス/オーヴェルニュ
シュナン・ブラン30%(2022)、シャルドネ70%(2023)
販売価格 5,200円(税込5,720円)
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