Toby Bainbridge Crush '22

トビー・ベインブリッジ 
クラッシュ


【作り手について】
イギリス出身のトビー・ベインブリッジ。
18歳で高校を卒業してから、友人たちとヨーロッパ中を巡る旅に出ました。
その旅行中にボジョレー地方でブドウの収穫に参加。
それが、あまりに素晴らしい体験だったため、その後3年間に渡ってボジョレーに戻っては収穫に携わったと言います。
そして、3回目の収穫を終えた時、「いつかは農業をしたい」と強く思うようになりました。
しかし当時は、作物の中でもブドウは「不確定要素」が多く、リスクが高そうに思えたと言います。
その後アメリカやカナダで様々な仕事を経験し、その中で妻となるアメリカ人女性と出会います。
そして再びヨーロッパに戻り、アンジェの農業学校での交換留学プログラムをきっかけにフランスに来る事となりました。
そのプログラムの終了後、偶然にもブリサック村のワイン生産者の元での仕事のオファーがあり、迷いながらも絶好の機会とワイン造りに挑戦する事になりました。
その後、この地域の自然派ワイン生産者の兄貴分的存在であるルネ・モスをはじめ、様々な生産者の元での仕事をかけもちしながら、2007年にはじめて自身のワイン造りを始めました。
そして経験を重ね自信を深めた2012年に独立を果たし、ワイン生産者への道をしっかりと歩みはじめました。
「ワインに関わる仕事をしている時、常に満たされていると感じます。
気分がふさぎ込んでいる時は、とにかくひたすら畑を耕すのが好きです。」
畑や醸造所を親から引き継いでいるわけでもなく、縁のない土地でワイン造りに挑戦するイギリス人ならではの苦労を感じる時もあるのでしょう。
そんな苦労も自然の中で無心に働ける喜びによって乗り越え、まっすぐと自分の理想と感じるワイン造りを進めて行きます。
トビー・ベインブリッジに理想のワインの姿を尋ねると、「心も体も清浄な状態にしてくれるワイン」という答えが返ってきます。
紆余曲折を経て辿り着いた安息の土地で、大好きな自然と関わりながらの仕事に喜びを見出した彼。
ワインを通じてその穏やかな心を感じて頂ければと思います。

【ワインについて】
昨年から造られ始めたキュヴェ。少し冷やして、アウトドアで楽しむことを想定して造られました。
澄んだラズベリーレッドの外観。
アメリカンチェリーなど小粒の黒系果実の香りが主体で、濃すぎないほど良い熟度が心地良い仕上がりになっています。
フレッシュなブルーベリーをクラッシュさせた様な、酸の有る果実を齧った様なシンプルな味わいで、若干の乳酸も感じられます。
軽やかでスルスルと飲み進められる心地よさが特徴で、気軽にグビグビ飲もうと思わせる、暑い夏に軽く冷やして楽しみたい赤ワインです。


フランス/ロワール
グロロー・ノワール
販売価格 3,000円(税込3,300円)
在庫数
SOLD OUT

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