DM. Ginglinger Gewurtztraminer Schneckenberg Infusion '19

ドメーヌ・ガングランジェ 
ゲヴュルツトラミネール シュネッケンベルグ アンフュージョン


【作り手について】
ジャン・フランソワの⽗がすでにブドウ栽培農家だったので、物⼼ついた時から⽗の仕事を⼿伝っていたという。
醸造の学校を卒業して 1990 年、⽼齢のため半引退となった⽗の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って⽣計を⽴てていたが、1996 年従兄弟のブルーノ・シュレールの影響でビオの農法に⽬覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。
翌年の 1997 年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会へ参加し、それ以降畑の農法にビオディナミを取り⼊れることとなる(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)。
1999 年、⽗の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、⾃らのワインを作り始める。
本当に⼼からワインの仕事が好きで、毎⽇を楽しんでいるようなオーラを感じた。
趣味も楽器以外は「ブドウを育てること」と仕事が半ば趣味になっているような幸せ者だ!

【ワインについて】
グラン・クリュ シュタイネールの中でもトップのテロワールを持つシュネッケンベルグ!
2019年は、ゲヴュルツトラミネールにとって苦難の年だった。
春にボワミという幼虫、そして鹿に芽を食べられ、さらに開花時に記録的な猛暑に当たり花が流れ、収量は50%まで落ちた。
収量が早くから落ち、残りのブドウの状態が完璧だったため、ガングランジェは急きょ収穫をわざと遅らせ、ブドウがパスリヤージュ(干しブドウ)になるギリギリまで待った。
醸造は、甘口レベルにまで上がった糖を完全発酵させるためにシュネッケンベルグの除梗したブドウを30L の袋に入れ12ヶ月漬け込んだ。(アンフュージョン)
ガングランジェ曰く、発酵が終わったワインを試飲したところ、口の中がミネラルでギシギシになるくらい味わいが硬かったので、ワインの角が取れるまでウィヤージュをしないまま32ヶ月熟成させた。
出来上がったワインは、まるでゲヴュルツのヴァン・ジョーヌ⁉と思えるくらい力強くボリューム豊かで、ゲヴュルツの華やかさと酸化の良い塩梅が整った長熟を予感させるパワフルな味わいに仕上がっている!


フランス/アルザス
ゲヴュルツトラミネール
販売価格 7,660円(税込8,426円)
在庫数
SOLD OUT

メルマガ登録

Category

Top