Marcel Lapierre Raisins Gaulois '22

マルセル・ラピエール
レザン・ゴーロワ


【作り手について】
フランス自然派ワインの父、マルセル ラピエール。
彼は、「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派ワイン生産者が活躍しています。
その偉大なる父の後を継ぎ、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざしたラピエール家のワイン造りを一手に担うようになったのは、マルセルの長男マチュー ラピエール。
2005年からドメーヌで栽培・醸造を担い、マルセルとともに偉大なヴィンテージも最悪なヴィンテージも経験したマチューは、周囲の心配をよそにラピエールのワインを大幅に進化させました。
そのスタイルは「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいで、古くからラピエールのワインを知る人曰く、1990年代初期のマルセル・ラピエールのワインのようだとか。

【ワインについて】
キュヴェ名の由来は「ゴーロワ人 (ガリア人) のブドウ」。
主にモルゴンの区画のガメイを用いて造られるこのワインは、いわば「プチ・モルゴン」とも言うべきキュヴェです。
印象的なラベルのデザインは、ブラックユーモア溢れるイラストで有名なモーリス・ シネ氏。
シネ氏のイラストのとおり、ブドウそのもののをギュッと絞った様なフレッシュな風味のワインです。

花崗岩土壌に植えられた平均樹齢20年のガメイから造られ、化学肥料、除草剤は全く使用せず栽培され、亜硫酸や培養酵母は使用せずセミマセラシオンカルボニックで醸造。
約2か月間タンクで熟成させた後、ノンフィルターで瓶詰。
ラピエールの入門編として最適なこのキュヴェは、頭を悩ませて味わうのではなく、陽気に気楽に飲むことを目的として造られました。
このワインは、モルゴンのクリュ内で栽培されたガメイを使用していますが、若樹のため収量が多く、その結果ジューシーで鮮やか、遊び心のある果実味が特徴で、アルコール度数は低いです。(12.5%)

極度の不作で生産の無かった2021vt以来、2年振りのリリース。
透明感のあるエッジが紫掛かったルビー色。
収穫したてのイチゴの様な濃厚でフレッシュな香りが爆発的で、正にラピエールの本来のスタイルとも言える由緒正しいボジョレー。
2020vtは締りのある強固なスタイルでしたが、2022vtは果実の凝縮と軽やかなチャーミングさを兼ね備えた如何にもボジョレーと言った味わい。
フレッシュな果実と心地よい酸を感じるスタイルは、口に含んだ瞬間、瑞々しいフルーツや口の中で赤い果実をクラッシュしたようなフレッシュでジューシーな果実味が口内で溢れます。
果実味も甘ったるいダレた味わいではなく、丸く優しい包み込む様な果実味で、余韻も長く、口の中で果実がどんどん膨らんでいくスタイル。
透明感が有る果実味で、全く引っ掛かりの無いその喉ごしは、少し冷やし目で気軽に飲むのに最適なワインです。


フランス/ボージョレ
ガメイ
販売価格 4,100円(税込4,510円)
在庫数
SOLD OUT

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