Yann Durrmann GC Wiebelsberg Riesling '21

ヤン・デュルマン 
グラン・クリュ ヴィーベルスベルグ リースリング


【作り手について】
私達はアルザス北部のアンドローに10ヘクタールの畑を持つ、家族経営の独立系ワイナリーです。
子供の頃から畑や蔵の仕事に自然に参加していた息子であるヤン・デュルマンが2008年から正式にジョインし、2018年に当主となり、ヤン主導で畑&醸造のすべての作業が行われています。
1979年、靴職人であり農家でもあった祖父からアンドレ・デュルマンが数箇所のブドウ畑を引き継いで設立されました。
家業としてのワイン醸造をしたことがないため一からワイナリーを立ち上げなければならなかったことは、創業当時こそ弱点でしたが、その後それは強みとなりました。
なぜなら、伝統にとらわれることなくイノベーションを押し進めてワインを造ることができたからです。
ブドウ畑は、環境の保全に注意を払って管理されています。
1998年にオーガニックに転換し、ワイン用ブドウ樹、ジュースおよび蒸留酒用の果樹、羊のための下草を混合栽培しています。
以降、土壌の有機物量と生物多様性が増加しました。
岩がちな急斜面にあるブドウ畑には、土壌流出を防ぐために下草が繁っていますが、それは土壌の肥沃化に役立っています。
羊を導入したのは2004年ですが、彼らは毎年秋になるとうれしそうにこの草を食べます。
ブドウ樹は日光を最大限に利用できるよう、上枝を切らず、除葉もほとんどせず、多くのブドウ樹はY型のリラ(Lyre)で仕立てています。
そのため完璧に熟したブドウを収穫することができ、結果的にもたらされる自然な果実味は、わたしたちのワインの特徴となっています。
私達にとってナチュラルワインとはいかなる添加物も入れずに造るワインのことで、2007年から亜硫酸も添加しないキュヴェ”CUVEE NATURE"を造っています。

【ワインについて】
ヴィーベルスベルグは カステルベルグの東隣にあります。
畑は丘の日当たり良い南向きの急斜面にあり、ピンク色の砂岩の砂を含んだ水はけのよい土壌ですが、上部に森が あるおかげで、みずみずしさとほどよい湿度を保ち、夏の間も乾燥に悩まされることはありません。
「Wie be lsbe rg」とは 、淑女達の丘という意味です。
この丘は 、880年に設立されたアンドロー修道院の修道女たちによって耕されていたと考えられます。
この修道院は 、高貴な生まれの女性だけが入れる修道院だったため、淑女と呼ばれるようになりました。
ラベルには、この丘を女性の帽子に見立てた絵が描かれています。
薄濁りのイエロー。
口内を刺激し、脳を覚醒するような立体的な高めの酸。
イキイキとした液体のエネルギーが感じられ、瑞々しくてピュア。
さっぱりとした飲み口のな かにグレープフルーツ、柑橘の果実味や白い綿の部分のような苦みがアクセントを与え、白桃のような甘味も感じられる。
引き締まった酸味が印象的なワイン。
安定している。


フランス/アルザス
リースリング
販売価格 6,000円(税込6,600円)
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