Reynald Heaule L'Insoumis du Village '19

レイナルド・エオレ
ランスミ・デュ・ヴィラージュ


【作り手について】
2000年、地元のワイン農協で働きながら同時に立上げ準備を進め、2004年ドメーヌをスタートする。
同時に、当時からレ・カイユ・デュ・パラディの良き個人顧客でクルトワとも親しい間柄だったレイナルド。
2005年に「自らのドメーヌと掛け持ちしながら従業員として働かないか?」というクルトワからのオファーがあり、それを快諾し、現在ドメーヌとレ・カイユ・デュ・パラディの従業員の二足のわらじを履く。
高いレベルのワインをつくり上げる上でクルトワの影響はあるか?と彼に聞いてみたが、彼は、土起こしや散布のタイミングなど畑の仕事面で学ぶことは多くあったが、醸造に関しては全く考えが異なると答えた。
「醸造は誰の影響も受けていない。自分一人で試行錯誤を繰り返してきた。私は昔からオンリーワンが好きで、誰かに指示されたりグループに属したりするのは大嫌い!
だから、今でもロワールのヴィニョロンの中では変わり者として見られているのだと思う。
クロードも私もオンリーワンが好きで同じ変わり者どうしだから、お互いの考え方は違っても唯一馬が合うのかもしれない!」と笑って答えた。
俺流で唯一無二のワインを追求する孤高の天才。

【ワインについて】
レイナルドのトップキュヴェであるランスミ・デュ・ヴィラージュ。
2019年は歴史的な猛暑に加え、ピノ・ノワールやガメイ、ピノ・ムニエなどの早熟品種は前年同様収穫が早く、その他の晩熟品種は春の遅霜の影響によりフェノールの熟しが前年よりも4週間ほど遅く、各ブドウの成熟に大きな格差があった。
にもかかわらず、どのブドウもフェノールがしっかりと熟し酸の残った当たり年だった。
レイナルドが「味わいは北ローヌのコートロティ」と言うように、出来上がったワインはまろやかなコクに酸の乗ったフィネスある味わいに仕上がっている。
同時に2019年という太陽に恵まれたミレジムを象徴するような骨太な骨格がある。
巧みなアッサンブラージュと30ヶ月の熟成から来る果実の柔らかさがあるので、今飲んでもメリハリの効いた美味しさはあるが、できれば放っておいて忘れた頃に飲んでほしい。
それだけ長熟が期待できそうな逸品だ。
ワイン名L'Insoumisは「権力などに従わない人、反抗的人間」という意味があり、エチケットの黒い羊は英語の慣用句で「(村の中の)厄介者」、すなわちランスミのメタファーになっている。


フランス/ロワール
60%カベルネ・フラン、コー、ガメイ
30%ガスコン、ピノ・ドニス、シラー、ピノ・グリ
10%ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ
販売価格 5,440円(税込5,984円)
在庫数
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