DM. La Boheme MO '21

ドメーヌ・ラ・ボエム 
エム・オー


【作り手について】
かつてのパトリック・ブージュは、ワインの世界はアマチュアで、休日にワイン・ショップや極たまにワイナリーの訪問をするくらいの関心しかなく、自らワインを作ることなど考えも及ばなかったそうだ。
その彼が人生を大きく方向転換するきっかけとなったのが、たまたまパトリックの当時付き合っていた彼女に紹介されたピエール・ボージェとの出会いで、以降、ピエール・ボージェのガイドの下、自然派ワインの世界にどっぷり足を埋めることとなる。
分からないことは、常にピエール・ボージェからアドバイスをもらいながら、6 年間は経験を積みつつ、表向きにはなりを潜めていた。
2003年に彼はワイナリーとして独立することを決意した後は、IBMでバイオの研究システムをつくる優秀なプログラマーだった地位を捨て、午前中だけ仕事をする契約社員に格下げするよう願いを出し、以降、1.5 haの畑を買い、教会の敷地内にある昔のカーヴを借りて 2004年に正式にドメーヌ・ラ・ボエムをスタートさせる。
2009年にワイナリー一本に絞り、代表的なロゼペティアンと質の高い赤白ワインを作る。
2013年からイタリア自然派ワインの仲介を行うクルヴィスと共同でネゴシアンを立ち上げる。

【ワインについて】
パトリックがガメイ・ド・オーヴェルニュの次に関心のある品種であるモンドゥーズ。
超晩熟品種でアルコール度数は低く酸味があるのが特徴。
昔オーヴェルニュでも栽培されていたらしく、これからの温暖化に適応する品種として彼は注目している。
前年同様にコクのある上品な果実味とアルコール度数11%とは思えない骨格を兼ね備えた飲みごたえのある味わいに仕上がっている。
パトリック曰く、モンドゥーズの魅力は、初めは田舎臭いが熟成すると超エレガントなワインに化けるところ。
今回のエム・オー2021年もやっとタンニンがこなれた段階で、これからあと5年〜10年寝かせることによりモンドゥーズのポテンシャルがどんどん開花されるとのこと。


フランス/オーヴェルニュ
モンドゥーズ
販売価格 7,000円(税込7,700円)
在庫数
SOLD OUT

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