Montesecondo Chianti Classico '21

モンテセコンド 
キャンティ・クラッシコ


【作り手について】
北アフリカで幼少期を過ごしていた現当主シルヴィオ・メッサーナは、1964年に父親がチェルバイアのブドウ園を購入したことをきっかけにイタリアに戻ります。
思春期のシルヴィオはボストンの大学に進学、音楽に熱い情熱を傾けます。
卒業後ニューヨークに移り住み、サウンドトラック(映画やドラマ、CMの挿入曲)の作曲などサックス奏者として活動しながら、ワインショップでワインの販売をして暮らしていました。
そのうちに音楽の持つ自由さと創造性の高い部分が彼の中でワインとリンクし、故郷トスカーナのブドウ畑へと彼の人生を導いていきます。
1999年、イタリアに帰国しワイン生産者として生きていくことを決意。
2000年にファーストヴィンテージをボトリング。
自然環境に配慮しつつテロワールやこの地域独特の気候、畑で働く人の想いをワインにトレースするために、2001年からは有機栽培を実践、その後も徐々にビオディナミ農法へと切り換えていきます。
ラベルのカエルは、エクアドルで守り神と考えられているガマガエルで、元々貴族の土地であったキャンティらしく王冠を付けたデザインとなりました。
Sarf(サーフ)はアラビア語で「交換」を意味しており、トスカーナの栽培農家から買い上げたブドウでシルヴィオが醸造を行うプロジェクトの名前。
買い叩かれてしまうブドウを救いつつ、違う生産地域のブドウを自分が仕込んだらどのようなワインになるか、シルヴィオの好奇心を満たすために始められました。

【ワインについて】
モンテセコンドを代表するワインであるキャンティ・クラシコ。
サンジョヴェーゼ主体に他の土着品種を補助的に使用することで、この土地の味わいを表現したワイン。
他のモンテセコンドのワインにも言えますが2021VT夏は乾燥して猛暑だったのに関わらず、春に雨が多かったおかげかブドウへのストレスが少なく、恵まれたVTの印象があります。
リッチな果実味と複雑味のある味わいに、長く続くキレのある酸味。
他のキュヴェに比べて表現力の豊かさは頭一つ飛びぬけている印象です。


イタリア/トスカーナ
サンジョヴェーゼ、コロリーノ、カナイオーロ
販売価格 4,400円(税込4,840円)
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