DM. Ginglinger Gewurtztraminer Steinert '17

ドメーヌ・ガングランジェ 
ゲヴュルツトラミネール シュタイネール


【作り手について】
ジャン・フランソワの⽗がすでにブドウ栽培農家だったので、物⼼ついた時から⽗の仕事を⼿伝っていたという。
醸造の学校を卒業して 1990 年、⽼齢のため半引退となった⽗の後を継ぐ。
引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って⽣計を⽴てていたが、1996 年従兄弟のブルーノ・シュレールの影響でビオの農法に⽬覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。
翌年の 1997 年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会へ参加し、それ以降畑の農法にビオディナミを取り⼊れることとなる(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)。
1999 年、⽗の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、⾃らのワインを作り始める。
本当に⼼からワインの仕事が好きで、毎⽇を楽しんでいるようなオーラを感じた。
趣味も楽器以外は「ブドウを育てること」と仕事が半ば趣味になっているような幸せ者だ!

【ワインについて】
2017年は、春の遅霜と夏の日照りにより収量が大幅に減る厳しい年だった。
また、醸造面も、夏の日照りにより自然酵母の働きが弱く発酵に苦労した。
残糖が 20g/L 以上残る中で途中ボラティルが上がり、一時は蒸留してアルコールにすることも考えたが、従兄のブリュノ・シュレールが訪ねてこのゲヴュルツを試飲し「ブドウにポテンシャルのあるワインを蒸留するのはもったいない!」と、そのまま瓶詰めすることをアドバイスした。
瓶詰め当初は刺すようなボラティルがきつかったのでカーヴで3年瓶熟し、鋭さがこなれたタイミングでリリースした。
ワインは、確かにまだ若干お酢感があるが、残糖18g/Lの優しい甘さがそれを凌駕する絶妙かつ複雑なハーモニーを生み出している。
香りはパイナップル、時にしぼりたてのオレンジ、時に優しいバルサミコや三杯酢のような、グラスの中で刻々と変化するフレーバーが楽しくワクワク感がある。
味わいも、柑橘風味のハチミツエキスにジンジャーのスパイシーさが加わったようなエキゾチック感があり、ペアリングワインとして遊ぶには持って来いだ。
でも、あのブリュノがこのワインにピンと来たのだから、きっとこういうワインが瓶で寝かせた時に感動級の景色を見せてくれるのだろうな…。
個人的には、今飲むのであれば是非お寿司やシュークルートと♪そうでなければ夢を買うつもりで後最低5年は寝かせてほしいワイン。


フランス/アルザス
ゲヴュルツトラミネール
販売価格 5,960円(税込6,556円)
在庫数
SOLD OUT

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