DM. du Fort Manel Poire '20

ドメーヌ・デュ・フォール・マネル 
ポワレ


【作り手について】
ドメーヌ・デュ・フォール・マネルの歴史は古く、初代フレモンはフランス⾰命前に 80hLの⼟地を買い、りんご園と酪農を始め、シードル、カルヴァドスは1765年から作り始めている。
その時に使われていたプレス機は今でも現役で活躍しているとのこと。
それから5代に渡り⼀貫して酪農とシードル、カルヴァドス作りは受け継がれている。
5代⽬のジュリアン・フレモンに受け継がれてからは⼟地の⾯積を45haに落とし、酪農から⾷⽤⽜の家畜業に替えている。
シードル作りに関しては、炭酸ガス注⼊の安易な⽅法がもてはやされている中で、⼀貫して初代の伝統的なシードル作りを継承している。
彼の所有するリンゴ園は平均樹齢が80〜200 年、梨になると150〜200 年に及ぶ。

【ポワレついて】
2016年ヴィンテージ以来4年ぶりのリリースとなるポワレ。
ジュリアン曰く、洋ナシはリンゴよりも隔年結果性が顕著に表れ、またリンゴよりも花ぶるいしやすく、さらに実が傷みやすいため、仕込むだけの収量を確保するのがとても困難なのだそうだ。
今回は豊作の表年に当たり、幸い収穫時期の気温も涼しかったため無事ポワレを仕込むことができた。
醸造は、普段はジュースを搾った後すぐに発酵の勢いを抑えるために澱とゼリー状のペクチンを取り除くのだが、今回はスタートの発酵に勢いがなかったため、ペクチンを抜かずにシュール・リー状態で発酵を促した。
結果的に、瓶内発酵も 4.5barとシャンパーニュ並みのガス圧を確保でき、理想的な辛口に仕上がった。
出来上がったポワレは、しっかりと実が完熟したこともあり香りが高く、みずみずしいエキスの中に染み入るような旨味がしっかりと感じられる。
優しい果実の味わいの中に樹齢100年を超える洋ナシのエキスが詰まった最高のポワレ!

※今回シュール・リーで仕上げたためボトル底にペクチンが澱として残っていますが、味わいには全く問題ありません。最後の澱まで美味しく飲めます。


フランス/ノルマンディ
スリー95%、その他酸のある品種5%
販売価格 3,680円(税込4,048円)
在庫数
SOLD OUT

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