DM. du Fort Manel Cidre Cuvee Argile '20

ドメーヌ・デュ・フォール・マネル 
シードル キュヴェ・アルジル


【作り手について】
ドメーヌ・デュ・フォール・マネルの歴史は古く、初代フレモンはフランス⾰命前に 80hLの⼟地を買い、りんご園と酪農を始め、シードル、カルヴァドスは1765年から作り始めている。
その時に使われていたプレス機は今でも現役で活躍しているとのこと。
それから5代に渡り⼀貫して酪農とシードル、カルヴァドス作りは受け継がれている。
5代⽬のジュリアン・フレモンに受け継がれてからは⼟地の⾯積を45haに落とし、酪農から⾷⽤⽜の家畜業に替えている。
シードル作りに関しては、炭酸ガス注⼊の安易な⽅法がもてはやされている中で、⼀貫して初代の伝統的なシードル作りを継承している。
彼の所有するリンゴ園は平均樹齢が80〜200 年、梨になると150〜200 年に及ぶ。

【シードルについて】
2017年のリリース以来となるアルジル。
アルジルの畑はシレックスよりも低地にあるため霜の被害に遭いやすく、2018 年、2019 年と 2 年連続霜に当たり、さらにカルヴァドスに回した分もあり、しばらくお休みをしていた。
そして、今回隔年結果の裏年に当たり収量が少ないながらもドメーヌ品種をメインに3年ぶりに仕込むことができた。
2020 年は、屋根裏で陰干しする必要のないくらいリンゴの糖度が上がり、さらに果汁を多く含みリンゴが痛みやすかったので、陰干しは屋根裏でせず木箱の野外干しを 3 週間と短めに抑えている。
ジュリアン曰く、今回ドメーヌをベースに仕込んでいるが、ドメーヌは熟すと赤い皮の色の色素が出やすくタンニンもしっかりとある品種なため、シードルの見た目の色が濃いほど日照量に恵まれた年であるかどうかが分かるとのこと。
味わいはまるではちみつ入りの濃縮リンゴエキスを飲んでいるように濃厚だが、しっかりとしたタンニンと酸があるおかげでアフターの抜けがとてもすっきりしている。


フランス/ノルマンディ
甘みと苦み、酸のあるドメーヌ80%、酸の強いビスケ、フレカンルージュ、香りの高いオルポラン20%
販売価格 3,000円(税込3,300円)
在庫数
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