Frederick Stevenson Mourvedore '17

フレデリック・スティーヴンソン
ムールヴェードル


【作り手について】
フレデリック・スティーヴンソンは昨年、突如として南オーストラリアのアデレードに販売され始めた謎のワインでした。
一体誰がこのワインを作っているのか誰も知らず、そしてどこに醸造所があるかも不明だったのです。
それもその筈、フレデリックスティーヴンソンとは仮名であり、その正体はスティーヴンクロフォード。
フランスでワイン造りを学んで故郷に戻ったばかりの青年だったからなのです。
スティーヴンはワイン作りを始めるに当たり、先ず自身のアイデンティティを全てひた隠しにしました。
スパイダーマンやバットマンのようにエイリアスを作ったことには理由があり、自身が望むスタイルを作り続ける事で周囲から敵視されたり、家族が後ろ指を指されるのではないかと考えたのです。
ルーシー・マルゴーやトム・ショブルックのワインが当時は殆ど流通しておらず、スティーヴンはオーストラリアに於ける自分を異端として捉えていた訳です。
偽名を使用し、複数の無名アーティストをラベルデザイナーに据え、突如としてサンプルボトルをワインショップに送りつけることでビジネスの礎を築いたスティーヴン。
つい数か月前までは無名の存在であり、アデレードの街中にある古ぼけたガレージでワインを作っていることなど、誰も露知らず。
ミステリアスでアンビシャス。

【ワインについて】
バロッサ・ヴァレーでは稀有なオーガニック畑Vヴァイン・ヴェールの樹齢40年、古木のムールヴェードル。
一部を全房使用したステンレス発酵、古樽熟成。
カシスや桑の実、レッドチェリーの果実味が生き生きとしており、タンニンが優しく非常にライトなスタイル。
この地は古くからムールヴェードルをマタロ(Mataro)と呼び、親しんで来た歴史があり、多くの伝統的生産者達が単一でワイン作りをして来た背景があります。
しかしながらこのワインは、クラシックなそれが持つタプナードやガリーグといった野性味一辺倒のスタイルと対極にありますね。
先述の果実に加え、ラベンダーやクローブ、土の香りがあり非常にたおやかです。
バンドールこそがこの品種の究極であるという典型的な思い込みで毒されている飲み手の後頭部に、ガツンと一撃をくれる素晴らしいワインに進化しています。


オーストラリア/南オーストラリア
ムールヴェードル
販売価格 5,200円(税込5,720円)
在庫数
SOLD OUT

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