Le Chevet Grorah '20

ル・シュヴェ 
グロラー


【作り手について】
ローラン・ビヤール氏に付けられたあだ名は「グロ」。フランス語で「大きい」または愛称で「野郎」という意味でもある。
シャイでむすっとした顔、ゴツい手と全体的に分厚い体からは、ワイルドなオーラがにじみ出ている。
彼の前に並んでいるワインのラベルも、非常にシンプルで無骨。
しかし蓋を開けてみると、彼は実に「優しくおしゃべりなクマさん」だった。
彼のワインも、口に入れた時パワフルでとっつきにくいのかと思いきや、次の瞬間、なんとも滋味深くエレガントな液体に変化するではないか。
シンプルだが味わい深く、濃いけれど繊細。人でたとえるなら、少し不器用だけど愛らしい感じ。
そう、まるでローランそのままのようなワイン。
なぜグロがナチュラルワインに惚れたかって?
「そりゃ、俺はプラグマティック(実利的)な吞兵衛だからな。ナチュラルワインは平日に死ぬほど飲んでも、翌日二日酔いにならずしっかり働けるからさ」と真剣に答える。
真面目なのか、真面目ではないのか…しかしシンプルでわかりやすい。
数々の職をこなしてきたグロは、2009年ついにワイン造りの世界に足を踏み入れる。
その年の収穫からブルゴーニュ・ヴェズレー、今はなきドメーヌ・パスカル・ブリュレーに勤め始める。
そこは自然派ワイナリーではなかったが、規模も小さく色々な作業に携われたことは、グロにとって貴重な経験となった。
醸造にハマった彼はそれにとどまらず、2012年からはノルマンディーのリンゴを自分で仕入れて自家製シードルを造り始める。
ナチュラルワイン好きの縁から、グロの自家製シードルのファンだった同じアヴァロン市内の自然派ワイン大御所ネゴシアン、ニコラ・ヴォ―ティエ氏(ドメーヌ・ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ)に気に入られたグロは、2015年、二コラ氏のもとで醸造や収穫の手伝いをさせてもらうことになる。
そこで初めてグロは、ネゴスという存在を知る。
グロはすぐに行動に移し、同年ネゴスの会社を創立する。ワイナリー・ル・シュヴェの誕生だ。
ネゴシアンとはいえ、グロのワイン造りの基本はやはり畑から。
まず大事なのは信頼できるオーガニック栽培の生産者から、高品質なぶどうを買うことだ。
ワイン造りを始めて僅か数年、ゆったりとした性格でありながら、グロはすでに次のステップを目指している。
それは、今年2022年にアヴァロン市を出て、自然豊かなモルヴァン県立公園のさらなる奥地で農場を設立すること。そしてそこで、2ヘクタールほど自分のぶどうを植えること!
彼は将来の農場となる場所の写真を見せながら、とても楽しそうに、きらきらした瞳で語ってくれた。

【ワインについて】
「グロ」とシラーを融合してできた銘柄。


フランス/ブルゴーニュ
シラー
販売価格 6,000円(税込6,600円)
在庫数
SOLD OUT

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