DM. le Briseau Mama Mouch '22

ドメーヌ・ル・ブリゾー
ママ・ムシ


【作り手について】
1998年よりワイン作りを開始したクリスチャン・ショサール。
当時は型破りと言われていましたが、唯一無二の圧倒的な味わいでナチュラルワイン創世記のトップランナーとも言える天才醸造家。
2012年、妻のナタリー・ゴビシェールがクリスチャンの魂を引き継ぎます。
一時期、より濃密な味わいを目指してガメイを使用していた時期もありましたが、今日のピノ・ドニスによるワインへ変わったのはナタリーのアドバイスから。
それ以来、淡く、華やかで、旨味を伴った、これぞナチュラルワインと言える、皆お馴染みのパタポンへ仕上がっていきました。

【ワインについて】
クリスチャンが亡くなる直前にモルティエの区画に植えたピノ・ドニスだけを使って仕込んだ新しいキュヴェ!
今までは天候に恵まれずほとんど収量が取れなかったので全てパタポンにアッサンブラージュされていた。
だが、樹齢 10 年を超えた今やっと収量が見込めるようになり、今回新しく仕込むに至った。
キュヴェ名は、元スイスの舞台女優だったナタリーが一番好きな17世紀の劇作家モリエールの劇作「町人貴族Le bourgeois gentilhomme」の話に出てくる似非トルコ王子 Mama Mouchi(ママ・ムシ)から取っている。
町人貴族とは、身分の低い男が貴族の娘と結婚するために、権威あるものが大好きな娘の親を騙してママ・ムシという架空の似非トルコ王子に扮する喜劇で、ナタリー曰く、ママ・ムシのピノドニスはパタポンよりも上のクラスのモルティエの区画だが、樹齢が 10 年前後と若いため、真のモルティエとは言えない。
「まだモルティエに成り切れていない un arriveste(若造・成り上がり者)」という感じが、劇作のトルコ王子ママ・ムシのキャラクターと重なり、このような名前を付けたそうだ。
エチケットのデザインは、劇に出てくる羊の毛皮のマントを羽織り、猫をいつもひざ元に置いて演じたママ・ムシから連想し、トルコの冠をかぶる羊とその上に猫ではなくネズミという組み合わせで、可愛らしいキャラクターに仕立てた。
チャーミングな果実味とピノ・ドニスのスパイシーさを兼ね備えたピュアな味わいに仕上がっている。
彼女曰く、今から飲んでも十分美味しいが、ただ、まだ若いうちはアフターに残るタンニンの収斂がタイトなので、できればあと数年寝かせてほしいとのこと。


フランス/ロワール
ピノ・ドニス
販売価格 4,180円(税込4,598円)
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