DM. La Boheme P '22

ドメーヌ・ラ・ボエム 
ペー


【作り手について】
かつてのパトリック・ブージュは、ワインの世界はアマチュアで、休⽇にワイン・ショップや極たまにワイナリーの訪問をするくらいの関⼼しかなく、⾃らワインを作ることなど考えも及ばなかったそうだ。
その彼が⼈⽣を⼤きく⽅向転換するきっかけとなったのが、たまたまパトリックの当時付き合っていた彼⼥に紹介されたピエール・ボージェとの出会いで、以降、ピエール・ボージェのガイドの下、⾃然派ワインの世界にどっぷり⾜を埋めることとなる。
普段は IBM でコンピューター技師の仕事を持つ彼は、⼀⽅で、⾃ら 20aの畑を借り、⽚⼿間だが週末と休⽇を利⽤して⾃分のワイン作りを開始した。
分からないことは、常にピエール・ボージェからアドバイスをもらいながら、6 年間は経験を積みつつ、表向きにはなりを潜めていた。
2003 年に彼はワイナリーとして独⽴することを決意した後は、IBMでバイオの研究システムをつくる優秀なプログラマーだった地位を捨て、午前中だけ仕事をする契約社員に格下げするよう願いを出し、以降、1.5 haの畑を買い、教会の敷地内にある昔のカーヴを借りて 2004 年に正式にドメーヌ・ラ・ボエムをスタートさせる。

【ワインについて】
本邦初リリースとなるオーヴェルニュのピノノワール P(ぺー)!
フランスの各地方の厳選されたブドウを使いネゴスのワインを仕込むパトリックだが、地元オーヴェルニュの買いブドウは常に探し続けていた。
そこに偶然、親の持つ20haの畑を継いだボエムワインのファンの若手ブドウ栽培者 2 人から「ぜひ自分たちのブドウでワインを仕込んでほしい!」とのプロポーズが舞い込んできた。
畑は 2021 年にビオに転換したばかりだが、母岩がバザルト(玄武岩)で地表が石灰質という魅力的な土壌に加え、小高い丘の北向きの傾斜地にあり、栽培者の熱意と畑の可能性を感じたパトリックは二つ返事で引き受けた。
ちなみに、畑のある小高い丘は、かのローマ軍率いるカエサルがガリア軍と戦闘を行ない数少ない敗北を帰したゲルゴウィアの戦いの舞台であり、エチケットのデザインはその戦いのモニュメントと丘がシンプルに描かれている。
ワインは、果実味がジューシーでエレガント。
アルコール度数 13.5%とは思えないほどチャーミングな味わいに仕上がっている。
今飲んでも十分に美味しいが、ポテンシャルがかなり高いので、あともう少し瓶熟させてタンニンがこなれた頃に飲んでも面白そうな…
そんな魅力のつまったワインだ


フランス/オーヴェルニュ
ピノ・ノワール
販売価格 6,000円(税込6,600円)
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