Toby Bainbridge Highway 8 '19

トビー・ベインブリッジ 
ハイウェイ・エイト


【作り手について】
イギリス出身のトビー・ベインブリッジ。
18歳で高校を卒業してから、友人たちとヨーロッパ中を巡る旅に出ました。
その旅行中にボジョレー地方でブドウの収穫に参加。
それが、あまりに素晴らしい体験だったため、その後3年間に渡ってボジョレーに戻っては収穫に携わったと言います。
そして、3回目の収穫を終えた時、「いつかは農業をしたい」と強く思うようになりました。
しかし当時は、作物の中でもブドウは「不確定要素」が多く、リスクが高そうに思えたと言います。
その後アメリカやカナダで様々な仕事を経験し、その中で妻となるアメリカ人女性と出会います。
そして再びヨーロッパに戻り、アンジェの農業学校での交換留学プログラムをきっかけにフランスに来る事となりました。
そのプログラムの終了後、偶然にもブリサック村のワイン生産者の元での仕事のオファーがあり、迷いながらも絶好の機会とワイン造りに挑戦する事になりました。
その後、この地域の自然派ワイン生産者の兄貴分的存在であるルネ・モスをはじめ、様々な生産者の元での仕事をかけもちしながら、2007年にはじめて自身のワイン造りを始めました。
そして経験を重ね自信を深めた2012年に独立を果たし、ワイン生産者への道をしっかりと歩みはじめました。
「ワインに関わる仕事をしている時、常に満たされていると感じます。
気分がふさぎ込んでいる時は、とにかくひたすら畑を耕すのが好きです。」
畑や醸造所を親から引き継いでいるわけでもなく、縁のない土地でワイン造りに挑戦するイギリス人ならではの苦労を感じる時もあるのでしょう。
そんな苦労も自然の中で無心に働ける喜びによって乗り越え、まっすぐと自分の理想と感じるワイン造りを進めて行きます。
トビー・ベインブリッジに理想のワインの姿を尋ねると、「心も体も清浄な状態にしてくれるワイン」という答えが返ってきます。
紆余曲折を経て辿り着いた安息の土地で、大好きな自然と関わりながらの仕事に喜びを見出した彼。
ワインを通じてその穏やかな心を感じて頂ければと思います。

【ワインについて】
トビーの妻のジュリーの祖父母の故郷である、アメリカ オクラホマ州のヒッチコックという町を通る道にちなんで名付けられたキュヴェ。
土壌が砂礫質の畑に植えられたカベルネ・フランからこのワインは造られますが、この土壌はカベルネ・フランにとっては負荷が多いタイプの土壌で、収量が低くなるという特徴があります。
そのカベルネ・フランを用いて、アンジュ地区のワインでしばしば感じられる黒いタンニン分を抽出せずにシンプルで飲みやすいワインをコンセプトに造られます。
そのため、ワイン造りにかける期間を比較的短くし、過剰な渋みや重さを出さないようにバランスを取ります。
味わいは、コンセプト通りのフルーツのピュアな風味に溢れた生き生きとしたもので、ソフトな口当たりや優しい旨味からは、このワインが丁寧に仕込まれている事を感じさせてくれます。
赤ワインですが、のどの渇きを癒してくれるゴクゴクと飲める味わいに仕上がっていて、まさに「大人のブドウジュース」と言った趣です。


フランス/ロワール
カベルネ・フラン
販売価格 3,400円(税込3,740円)
在庫数
SOLD OUT

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