Mas Bertran Reserva La Graua '13

マス・ベルトラン 
レゼルヴァ ラ・グラウア


【作り手について】
エヴァ・ヴェンチュラは、ヴィラフランカで3代にわたって続くブドウ栽培農家の家系で育った。
1997年にバルセロナ大学の化学科を卒業し、1999年にバルセロナで水質検査や廃棄物汚染物質の検査などを行う研究所に従事した。
その後2000年から2006年初めまで、ペネデスにある洗浄液やエンジンオイルなど車の化学製品を扱うIADAという会社で6年間品質検査の仕事に携わった。
同時に2004年、トーレス社で働く兄のサンティと一緒に、当時トーレス社に毎年ブドウを売っていた父の畑を譲り受け、正式にマス・ベルトランを立ち上げる。
エヴァは主にワインの分析、書類関係、セールス、そしてサンティはブドウの栽培と醸造を担当した。
立ち上げ当初、エヴァもサンティもまだ二足の草鞋を履いていたが、2005年にサンティがトーレスを辞め、そして2006年にエヴァがIADAを退職しドメーヌ一本に絞る。
この頃に兄からブドウの栽培から醸造まで全て学ぶ。
2011年新しいカーヴを設立。従業員も4人に増えた。
2015年の秋に兄のサンティがドメーヌを離れ、エヴァが兄の仕事を引き継ぎ現在に至る。

【ワインににて】
マス・ベルトランの立ち上げ当初から付き合いのある買いブドウ農家 Carbo(カルボ)氏のモノポール畑「ラ・グラウア」のブドウだけで仕込んだスペシャル・キュヴェ。
現在87歳になるカルボ氏は2020年に引退し、現在はマス・ベルトランが自社畑として管理している。
2013年は、夏の昼と夜の寒暖の差が⼤きいおかげで、ブドウが⼗分な酸を残しながらゆっくりと完熟していった当たり年。
味わいは、熟成により果実のエキスが削ぎ落されテロワールに直結する塩気のある旨味がダイレクトに感じられる。
さらに、鉱物的で苦みのある滋味深いミネラルがレモンのようなシャープ酸に押し上げられ、複雑味が余韻につれてどんどんと増してくる。
バルマも普通のカヴァと比べると洗練された圧倒的な美味しさがあるが、でも、やはりグラウアと飲み比べるとグラウアの方が味わいに深みがありシャンパーニュっぽい…
いや、どちらかというとヴィンテージ・シャンパンのような、テロワールと複雑味が見事に表現された飲みごたえのある泡に仕上がっている。


スペイン/ペネデス
マカベオ50%、チャレッロ50%
販売価格 5,000円(税込5,500円)
在庫数
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