Le Boncie Le Trame '20

レ・ボンチエ
レ・トラーメ


【作り手について】
レ・ボンチエはパーチナと同じカステルヌオーヴォ・ベラルデンガ地区の郊外、標高360mに位置する見渡す限り葡萄畑とオリーブ畑が広がった美しい丘、サンフェリーチェにワイナリーがあります。
ワイナリーの目の前に広がる粘土質石灰土壌の3haの畑に加えて、標高が高いフリウリのポンカ(粘土やシルト、砂岩、泥灰土が混ざった土壌)によく似た土壌の畑を取得し、現在は台木を栽培中です。
当主のジョヴァンナの父は伝説な醸造家として知られており、今の土地の価値が広く知れわたる前から、この土地の可能性を信じていました。
ジョヴァンナは若くして自ら醸造学を学び、その後はカステルヌオーヴォ ベラルデンガにあるワイナリーの醸造家として、同じ古いブドウ園から集めた約300種の伝統的なトスカーナのブドウ品種を植えるプロジェクトに携わりました。
畑を継いだ後は、サンジョヴェーゼを中心にプロジェクトで気に入ったブドウ品種の栽培を行います。畑では自然農法を実践するだけでなく、施肥を行なわず、マメ科の植物などを緑肥として蒔き、それらが自然に堆肥化したものを利用しています。
ブドウ樹はこの地方では珍しい低めのアルベレッロ仕立てで、ヘクタールあたり7400本という高密度植樹にて栽培を行っています。
真面目で厳しくもあるジョヴァンナですが、イタリアでナチュラルなワイン造りを目指す様々な女性醸造家に強い影響を与えてきた造り手です。
同じカステルヌオーヴォ・ベラルデンガ地区で大らかな味わいが特徴のパーチナに比べると柔らかさがありますが、彼女のワインはキッチリしたクールな印象の中にも特に温かみあり、女性的な優しさも備えた味わいが印象的です。

【ワインについて】
「あらすじ/筋道」という意味合いのワイン。
パーチナのジョヴァンナの母ルチーアが描いたエチケットの元になる絵には、太陽と月→葡萄→人→ワイン→人々とそれぞれを繋ぐ1本の線(道筋)が印象的に描かれています。
太陽に恵まれた年であることをしっかりと感じられる、厚みのある果実味が印象的でまだやや閉じこもり気味の2020といったイメージです。


イタリア/トスカーナ
サンジョヴェーゼ
販売価格 8,900円(税込9,790円)
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