Montesecondo Tin Trebbiano '21

モンテセコンド
ティン トレッビアーノ


【作り手について】
モンテセコンドのあるサン・カッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザはキャンティ・クラシコ・エリアの北西に位置しており、他のキャンティ・クラシコの生産地域の中でも、土地も痩せていて、低アルコールのワインを生産するゾーンとして知られています。
ワイナリーに隣接する、標高150mの粘土質土壌の比較的温暖な区画と、ワイナリーから車で30分ほどの距離にあるヴィニャーノという集落にあるシルヴィオの自宅付近の標高450〜500mの石灰岩質土壌の区画にそれぞれ畑を持っています。
当主シルヴィオですが、当初はブドウ栽培であった父の仕事を継ぐ気はなく、音楽をやりたいという夢の為、アメリカに移りミュージシャンの傍らでディストリビューターとして働いていました。
ある時、(イタリア最高のエノロゴの一人と言われている)ロベルト・チプレッソとモンテセコンドのブドウで仕込んだ樽感強めのワインを飲む機会があり、もっとこんな風にできるんじゃないかな、など色々と話をしたのをきっかけに想いを巡らせるようになりトスカーナに帰ってワインを造ろうと決意したそう。
ボリューミーなものではなく、酸という神経がビシッと通ったワインがシルヴィオの好み。

【ワインについて】
「ティン」と名付けられたキュヴェは、モンテセコンドで造っているワインの中で最もチャレンジングなワイン。
「ティン」(※アラビア語で粘土)は、粘土のアンフォラで醗酵および熟成される。
除梗したブドウを、250〜350リットルのアンフォラ(内側を蜜蝋でコーティングしておらず、土中にも入っていないため、非常に好気的な環境)に入れられて6か月間皮ごと醸し醗酵を行い、その後、濾過、清澄作業を行わずボトリングされる。
ワイン造りは、その土地を体現するものであり、人間が介入することで影響を及ぼさないニュートラルなものを造るためにアンフォラで醗酵および熟成を行ったワイン。
お茶のようなほのかな甘みに丸みのある爽やかな酸が印象的です。
マテリアル由来の影響か、モンテセコンドのアイテムの中では酸に丸みがあり、しっかりと落ち着いたワイン。



イタリア/トスカーナ
トレッビアーノ
販売価格 5,200円(税込5,720円)
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