Daniele Piccinin Kalipe' '20

ダニエーレ・ピッチニン
カリペ


【作り手について】
自身が共同経営者の1人でもあったレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ・ピッチニンは、そのレストランの権利を売却し、2006年に自らワイン造りを始めた。
畑はヴェローナ北東部、サン・ジョヴァンニ・イラリオーネという町の郊外にあるチーモ山の標高300mから450mの南東向きの斜面にある。
自ら開墾した畑には、この地域に1000年近くにわたって存在したことが確認されている白ブドウ品種であるドゥレッラと、気象条件や標高が適合するのではという考えからピノ・ネーロが植えられている。

【ワインについて】
ピノ・ネーロ100%で造るワイン。
2019ヴィンテージまでは、品種名をワイン名としていましたが、2020ヴィンテージからはカリペを名乗ることに。
カリペは、ヒマラヤ山麓に暮らすシェルパが山へ歩みを進めようとしている人に対して使う言葉で、“着実な一歩”を指します。
ブドウが植えられたことのない区画にその土地の伝統と何のゆかりもない品種であるピノ・ネーロを植えたダニエーレは、急いて結果を求めぬようにと自戒の意味を込めて、こういった名前にしたのかと。
ローザ・ペル・ヴォイのところでも触れたように、2019以降のカリペ(ピノ・ネーロ)には、圧搾前にフリーランで出てきたワインのみを使用してするようになり、その恩恵に与ってか、リリース当初から恐ろしく滑らかな飲み心地のワインに…。
ピノ・ネーロ2019は、それまでのヴィンテージと概ね似たような価格でリリースされていたのですが、フリーランだけを使うという選択に対してダニエーレ自身が確証のようなものを得たのか、2020ヴィンテージからは価格帯的にもグッと上がった感じに…。


イタリア/ヴェネト
ピノ・ネーロ
販売価格 6,480円(税込7,128円)
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