Tropfltalhof Barleith '18

トロプフルタルホフ 
バルライト


【作り手について】
一族の手によって耕されてきたトロプフルタルホフの畑は、1980年代に現当主アンドレアス・ディクリスティンへと受け継がれました。
「自然に対峙するのではなく、自然と共にある」というアンドレアスの言葉通り、畑でブドウを観察することに膨大な時間をかけ、自然と大地の調和と均衡の手助けをしたいと考え、1997年からビオディナミ農法を実践しています。
2009年ヴィンテージまでは生産したブドウを別のワイナリーに全て販売していましたが、2010年ヴィンテージより自らワインを醸造しボトリングを開始しました。
アンドレアスが考える循環型の農業の中で「めん羊」は重要な存在で、羊が食べる牧草を自らで育て、羊の糞尿は堆肥となり畑を豊かにし、羊の肉はサラミやスペック(燻製した生ハム)となり刈られた羊の毛と共にワイナリーを支える一助となります。
3つの異なるキャラクターのブドウ畑の合計は2.6ヘクタールで妻ローズマリーと2人の子供たちヴェレーナとヤコブと共に、ブドウ以外にもリンゴ、スペルト小麦、トウモロコシを栽培。傍らでアグリトゥリズモも運営し、宿泊者には農業体験と共に、家族が仕込んだ加工食品を味わってもらうことで身体全体でこの土地を感じてもらうことに努めています。

【ワインについて】
バルライトはカルダーロ湖を見下ろす標高300mの場所にある1ヘクタールの畑で、ブドウの樹齢は25年。
南東に向かって僅かに傾斜した、石灰質の砂利が豊富で粘土と砂の混じった区画で、ブドウの成熟に時間がかかることから例年の収穫は10月中旬とかなり遅いといえる。
ブドウは除梗後アンフォラで約7か月間マセレーションとアルコール醗酵を行う。
圧搾後アンフォラに戻され、澱と共に14か月間醗酵の続きと熟成させ、澱引き後さらに半年ほど寝かせた後少量の二酸化硫黄を添加してボトリング。
ポンプを使わず自重でボトリングしたいという考えから、地下にあるアンフォラを地上に運び、地上から地下へとホースをつないでボトリングされている。
瓶内で最低でも24か月熟成させようやくリリースされる。


イタリア/トレンティーノ・アルト・アディジェ
メルロー
販売価格 10,000円(税込11,000円)
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