Pierre-Olivier Bonhomme 蔵 Rouge '23

ピエール=オリヴィエ・ボノーム
クラ(蔵) ルージュ


【作り手について】
現オーナーであるボノームは2004年、弱冠18歳の時にル・クロ・デュ・テュ=ブッフの収穫に参加したのをきっかけにワインの世界に⼊る。
その時はまだ学⽣で、ワインの知識もほとんどなく、収穫に参加した理由もただお⾦を稼ぐことが⽬的だった。
だが、作業の飲み込みが早く判断⼒があり、おまけに⼒持ちであった彼は、ティエリにその才能を⾒いだされ、ティエリから共同経営者を前提にネゴシアンにスカウトされる。
18歳なのに!
木こりの様な大男、ボノーム君は2006年から2008年までアンボワーズのワイン学校に通いながらティエリのネゴシアンで経験を積む。
2009年(23歳!)、彼は3haの畑を所有し、それを機にティエリもネゴシアンの名前を「ティエリ・ピュズラ」から「ピュズラ=ボノーム」に変更し共同経営をスタートさせる。
2011年、ボノームはさらに 3 ha の畑を所有し徐々に拡⼤を図る。
同時に、ティエリはこの頃からボノームにネゴシアンの仕事を全て任せ、彼⾃⾝はル・クロ・デュ・テュエ=ブッフに専念し始める。
2014年末(28歳!)、ティエリが正式にネゴシアン事業から離れ、ピエール=オリヴィエ・ボノームが100%経営を引継ぎ現在に⾄る。
2022年時点で未だ36歳!既にワイン生産者歴20年弱という末恐ろしい可能性を持った男。
いつか偉大な師匠を超える日が来る?
そう期待せずには居られない逸材です。

【ワインについて】
2023 は、2014年に次いでスズキが蔓延した年。
スズキは色の付いたブドウを好むため、白よりも赤のブドウの方が蔓延のスピードは速かった。2023年の蔵赤は、スズキの影響により厳選なブドウの選果に時間を要したため、予定から5日遅れの収穫となってしまったとのこと。
結果、ライトなヴァン・ド・ソワフに仕上げるつもりが、アルコール度数13.5%もある果実味のしっかりと凝縮した飲みごたえのあるワインが出来上がった。
醸造は、フレッシュさを残すために樽は使用せず100%ステンレスタンで仕込んだ。
出来上がったワインは、果実味がリッチでコクのある濃厚な味わいに仕上がっている。
だが一方で、ボディー全体を支える酸があるおかげで、飲み心地はスムーズで飲み疲れすることはない。
コンセプトは早飲みワインだが、熟成も十分可能なポテンシャルのあるワインだ。


フランス/ロワール
ガメイ
販売価格 3,400円(税込3,740円)
在庫数 残り11[本]です
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