【お一人様1本まで】Radikon Merlot '07 1,000ml

ラディコン 
メルロー


【作り手について】
1807年にフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州オスラーヴィアに居を構えたラディコン家。
第一次世界大戦の終戦後間もなく、1920年に現当主サシャの祖父エドアルド(エトゥコ)によってワイナリーが始められました。
1980年よりサシャの父スタニスラオ(スタンコ当時23歳)にワイナリーは委譲され、それまで量り売りしていたワインを自らボトリングするようになります。
スタンコが引き継いだ当初は、世界に通用するワインを目指し、当時の白ワインの世界で最上と考えられてきた醸造方法を実践していました。
結果としてフリウリを代表するワイナリーとして評価を高めていたラディコンですが、生まれ故郷であるコッリオは伝統的に白ワインの産地であり
「赤ワインが白ワインよりも高価に取引されている事実は、赤の方が白よりも複雑な味わいを持ち
価値が高いものであると世間から認識されているからではないか?」と疑問を持ったスタンコ。
赤のような複雑な味わいの白、それを出来る限り自然な醸造で造ることができないかと考察を重ねていきます。
そんななか、スタンコは父エトゥコが行なっているマセレーション(皮や種ごとの醗酵)という仕込みに着目しました。
当時、家族だけで収穫を行っていたラディコン家では、当然1日に収穫できるブドウの量には限界があります。
1日目、2日目と収穫されたブドウを除梗もせずに皮や梗ごと木桶に放り込んでいくと、自重で潰れたブドウからジュースが出て醗酵が始まります。
ある程度の量がまとまり果帽が上ってきたところで人力の圧搾機で絞り、皮や梗と果汁を分けるとモストはそのまま醗酵を続けていく、
というシンプルなものでした。
そう、これが昨今で言うオレンジワインの始まりです。

【特異なボトル&コルクのサイズ、計上について】
「白ワインとはいえランチに2人で750mlは多いなー。だけど375mlだと少しもの足りない…。」と思ったりすることありますよね?
ラディコンはそこから「特に自分の造るようなワインこそ、500mlにしたらもっと活躍の場があるはずだ!!」と
この2つのサイズでのリリースを思いついたんだそうです。
(1000mlは4人用もしくはパーティーサイズということなんだと思います。)
そしてラディコンはサイズを変えること以外にも、年々減っている良質な天然コルクが今後さらに入手困難になることを危惧して
コルク業者に今までにない小さなコルクを、瓶業者に今までにない小さな口径の瓶を開発してもらい
それは“良質な天然コルクをより多く確保していく為
ここで皆さんも「でも500mlにするんなら、750mlより酸化しやすいんじゃない?」という疑問を持たれるかもしれません。
確かにそうです、750mlより1500ml、1500mlより3000mlと、より大きい容器の方が酸化のスピードが遅いのはよく云われていることです。
それはワインの場合容器が大きくなると中に入る液体の量が2倍も3倍も多くなるのに対して
容器の中に入る空気の量はそれほど多くならないため、小さい容器よりも大きい容器の方が空気と液体の接触率が小さいためです。
ラディコンはこうした問題点を解消するために瓶業者と繰り返し議論を重ね
“世界初!500mlなのに、空気の接触率が従来の750mlと同じ瓶”の開発に成功したのです!!
凄すぎです!!

【ワインについて】


イタリア/フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア
メルロー
販売価格 17,200円(税込18,920円)
在庫数
SOLD OUT

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